仮面ライダー響鬼 DVD八巻

 響鬼のDVDも八巻目。前期響鬼の最終話といえる二十九話から、明日夢のライバル桐谷京介登場編の三十話、三十一話。布施明さんがゲスト出演した三十二話までを収録。
 二十九話は、7巻に収録されていた二十八話、鎧土蜘蛛のエピソードの解決編であり、最初のエピソード以来、久しぶりに明日夢が”鬼”としての響鬼の姿を見る話である。こうして振り返ってみると、ずいぶん長いこと明日夢は摩化魍退治という部分から外されていたんだな、と感じる。しかし、(鬼ではない方の)ヒビキさんやたちばなの人たちとの交流の部分をここまで時間をかけて描いてきたから、この話でも明日夢と周囲の人たちとの関係が自然に見えるんだと思う。早い段階で弟子入りする、という展開もあったかも知れないけれど、もしそうなっていたら私はここまで入れ込んではいなかったと思う。
 そして、この話でも、摩化魍を倒した後、最後に日常に帰ってくるところが素晴らしい。響鬼さん達の強さはこういうところに支えられているんだ、きっと。

 映像特典は再びの栩原楽人君と、桐谷京介役の中村優一君。桐谷は劇中ではイヤミな奴だけど、中村君は結構いい人らしい。自分の素のキャラクターと役とのギャップにはかなり苦労していたみたいだ。明日夢役のオーディションも受けていて、番組が始まってからもずっと響鬼は見ていたというし。

 あ、三十話以降は、感想パスね(^^;

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仮面ライダー響鬼 DVD7巻

 初めての一話完結だった二十五話のカッパ編。後半に向けての伏線満載……のはずだった二十六〜二十七話の化け猫編。そして前半響鬼の最終エピソード鎧土蜘蛛編の前半部である二十八話を収録したDVDの七巻目。
 三十話から雰囲気が変わってしまうので、本当は七巻目には区切りのいい二十九話まで入れて欲しかったところなんだが。

 二十五話ではついに専用バイクを手に入れる響鬼、って番組始まってから半年してからようやくちゃんとバイクに乗る仮面ライダーってのもすごい話だ。しかもまだ止まるの上手くないし(笑)
 次の化け猫編のエピソードは、これまでほとんど進展のなかった大きな物語がいよいよ動き出す、と思ったんだよな、見ていた当時は。実のところ、ここで語られていることは結構初期の設定から見ると破綻している。だから軌道修正があったことは予想はしていたけれど、だけどまさか後半がああなろうとは思いもしなかった。
 それはともかく、ここでは有能なのになんだか危なっかしいみどりさんがたっぷり堪能できる。すいかをみつけたからって包丁持ってうろうろしているって素敵すぎます。しかもそれ振り回すし(^^;

 そして一部では真の最終回などと言われていた鎧土蜘蛛編。前半響鬼の集大成とも言えるこのエピソードは、やはり”悪を倒すヒーロー番組”というよりは、明日夢とヒビキの物語として進んでゆく。こうして改めて観ても、やっぱりかなり異色なヒーロー番組だったんだな、と思える。

 特典のインタビューは、毎回摩化魍を育てる童子と姫役を演じた村田 充さんと芦名 星さん。毎回かなり大変な撮影だったみたいだ。

仮面ライダー響鬼 DVD6巻

 TV放映の方は今日が最終回だった仮面ライダー響鬼。こっちのDVD6巻の方は21話〜24話収録だから、ちょうど半分あたりの折り返し点の話だ。そう思って見てみると、確かに初期の設定から少しズレが生じてきているのがわかる。

 最初は自然現象として扱われていた摩化魍が、特定の意思に操られる存在となっていたりとか、夏季限定の等身大摩化魍などという存在が表れたりとか。あと、明日夢の位置が非常に中途半端な状態で、まるっきり無関係と言うわけでも、かといって猛士の活動に本格的に加わるわけでも無く。物語上もちょっと持て余している感じがする。

 とはいえ、後半ではほとんど見られなくなった、摩化魍退治のプロセスとか、日常生活の描写とかは丁寧に描かれているのでそういうところが好きな私としてはそれなりに満足している。特にこのころのモッチーはやたらと可愛い。こんな可愛い娘にあれだけアタックされてても、なんとも感じてないみたいな明日夢の鈍さもすごいけれど

 映像特典は明日夢役の栩原楽人君ともっちー役の森絵梨佳ちゃん。この二人、もう明日夢ともっちーにしか見えない。

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仮面ライダー響鬼 DVD五巻

 響鬼のDVD最新巻。十七話から二十話まで収録。例によって二話で一エピソードなのだけど、この巻に収録されているのは二つとも、本来の主役である響鬼さんはむしろ脇役にまわり、仲間の鬼達である威吹鬼さんと轟鬼さんがメインのエピソードになっている。

 十七話、十八話の威吹鬼編は、街中に現れた摩化魍と童子たちをたまたま買い物に出ていたイブキと香須実が見つけて退治する話。いつものように準備を整えての摩化魍退治ではないので、少ない装備で立ち向かう威吹鬼の姿が凛々しい。香須実さんと買い物していた時の”ぽややーん”とした雰囲気から一変して締まった表情になるのだ。クライマックスで、武器も無いまま大ナマズの待つ地下水道に向かって行く彼の姿は、十八話のサブタイトルである”挫けぬ疾風”そのものだった。

 この回は、一件落着した後にみんなが”たちばな”に戻ってくるところが好きでねぇ。前半の響鬼にはよくこういうシーンが描かれていて、そこが魅力でもあったわけだが……。

 十九話と二十話は轟鬼編。十六話で独り立ちして鬼になった轟鬼だったが、がんんばってはいるものの、いっぱいいっぱいな様子。前半十九話で慢心に見えてしまう描写をしておいて、後半の二十話ではその行動が実は余裕のない彼が不器用ながらも色々考えてやっていたことだったことが判明する。結局、元師匠の斬鬼さんが師匠ではなくサポーターとして彼に付くことになるのだった。

 このエピソードの見どころは、なんといっても、一人でまかされていた現場に斬鬼さんが現れた時の心底嬉しそうな様子だろうね。主人を見つけたわんこが、尾っぽを思いきり振って走ってくるような(笑)

 そして、映像特典は轟鬼役の川口真吾さんと、日菜佳役の神戸みゆきさんのインタビュー。これがほとんど轟鬼と日菜佳というか、かなり劇中の役柄とかぶっていた。実は斬鬼さんとは役柄上だけではなく師弟のようになっているだとか。日菜佳と轟鬼とで回転寿司にいったら、支払いはどっちになるか、とか。かなり美味しい話が満載。いまのところ響鬼の映像特典に外れ無し、って感じだけど、この巻のは中でもポイントが高い。

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仮面ライダー響鬼 DVD4巻

 この巻に収録されているのは13話から16話まで。
 13話と14話は、強敵”乱れ童子”との戦いを描く一方で、明日夢が高校入学早々、盲腸で入院するというエピソード。
 15話と16話は、鬼見習いの轟鬼くんが師匠の斬鬼さんから独り立ちして一人前の鬼になる話。

 この4話、割とはっきり明日夢サイドと猛士サイドが別れているのだが、見返してみると意外と違和感が少ない。それは話の中に師弟関係のありかたというテーマが見えているからではないかと思った。ここでは威吹鬼ーあきら、斬鬼ー轟鬼という二つの師弟関係が描かれて、そこに響鬼ー明日夢の師弟未満の関係が対比されるのだけど、これがそれぞれ特徴があって面白い。威吹鬼ーあきら組はなんとなく伝統芸能の師匠と弟子みたいだし、斬鬼ー轟鬼組は(ちょっと妖しい気配もあるけど)体育会系の先輩後輩のようだ。響鬼ー明日夢は親子か兄弟か、そんな感じもうける。
 しかし、このころの威吹鬼とあきらの間のまったく揺るぎない信頼関係をみると、最近の展開はなんだか違和感ありまくりである。

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仮面ライダー響鬼 DVD三巻

 この巻では九話から十二話までと、映像特典として、ヒビキさん役の細川茂樹さんのインタビューが収録されている。インタビューはかなり率直に、仮面ライダー役のオファーが来た時や、初めて響鬼のデザインを見た時のとまどいなんかも話している。

 ストーリーは、100年に一度しかあらわれない摩化魍「オトロシ」と、響鬼・威吹鬼のWライダーとの戦い(9話、10話)や、謎の男によって強化された敵に苦戦する響鬼の話(11話、12話)で、徐々に厳しさを増す猛士の戦いを描く。明日夢の方は、寝坊して約束をすっぽかしたり、本屋で万引きを見ても何も出来なかったりで落ち込んでるところを、同級生のもっちーや、ヒビキさんの幼なじみで猛士の開発職のみどりさんに励まされたりする。

 見直してみると、この巻では明日夢は直接ヒビキさんには会っていない。二巻までの流れで、すぐに弟子入りということはないにせよ、そっちの方向にストーリーが進むんだろうと思っていたのが外された感じだ。
 一方で猛士としての活動や摩化魍の背後にある悪意の存在など、ストーリーの基本的なところが説明される。その他にもダブルライダーとか、傀儡(まだ劇中に名前はでてこないけど)とか、敵の強化とか、色々あるのだけど、明日夢がそちらにあまり絡んでこないところがなんとなく物足りなく感じるところでもあった。

 それからこのころって、摩化魍退治の手順が丁寧に描かれている。
出発前のブリーフィング→出発準備→現地への移動→ベースキャンプ設置→ディスクアニマルによる探索→姫・童子を退治→摩化魍退治 ってだいたいこんな手順になるはず。で、いつもすべてを描いてるわけじゃないんだけど、省略した場合でも、”見えてないけどやってる”雰囲気はある。その辺が最近とは違うよなぁ、なんて感じながら見てました。

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巌窟王 第二十三幕 エドモン・ダンテス

 伯爵邸の地下で伯爵とフェルナンは刃を交える。フェルナンは奮戦するが、しだいに伯爵に圧倒されその足元に倒れ伏す。しかし、巌窟王と一体化する時の近づいた伯爵が苦しむ隙をついて、逆襲に転じる。そしてフェルナンの剣は伯爵の胸を貫いた。だが、伯爵は巌窟王によって死ぬことの無い身体にされていた。そのままフェルナンに迫る伯爵、その顔には一面に巌窟王の紋章が浮き出ていた。
 その伯爵の前にエデが立ちふさがる。「どけ」という伯爵の言葉を受けても、一歩もひかないエデ。彼女は伯爵がこれ以上先にすすんで、完全に人の心を失ってしまうことを止めたいのだ。だが、エデはフェルナンに捕まってしまう。ベルッチオ、バティスタンとともにその場にやってきたアルベールが止めるのも聞かず、フェルナンはエデに銃を突きつけながら、伯爵に剣を捨てるように命令する。

 剣を捨てた伯爵をあざ笑いながら、エデに向けた銃の引き金を引こうとした時、伯爵の哄笑が響き渡る。伯爵の指し示した先には、ベルッチオに銃を突きつけられているアルベールの姿だった。苦悩しながらも、フェルナンはついにエデを解放し、伯爵に、自分は殺されてもいいから、アルベールは助けてくれと哀願する。そんなフェルナンに笑いかけながら、「私が欲しいのはお前の死ではない、絶望だ」という言葉をかけ、ベルッチオにアルベールを撃つように命令する。それでもためらうベルッチオに、伯爵自ら銃をとり出し、アルベールに向けて引き金を引く!

 ……だが、倒れたのはアルベールをかばったバティスタンだった。復讐に巻き込まれ、多くの人が傷ついてゆくのを見てきたアルベールは、伯爵とフェルナンに向けて叫ぶ。そうまでして守りたいものはなんなのか、意地を張って逃げているだけじゃないか、と。

 そのとき、伯爵のものとは異なる声が響く。「お前に友の心がわかるのか?」と。それは伯爵と一体化した巌窟王の声だった。「契約は成就した」と言い残し、背を向けて立ち去ろうとする伯爵に追いすがったアルベールは、伯爵を抱擁し、その耳元になにかをささやく。すると、伯爵は苦しみ出し、顔一面に広がっていた巌窟王の紋章がうすれていく。再び顔を上げた伯爵は、エドモン・ダンテスの姿に戻っていた。激しい憎しみと共にアルベールに銃口を向けるエドモン。アルベールはその身を銃口の前にさらす。伯爵の目に涙があふれる人間としての感情を取り戻したのだ、だが、凍りついていた心臓が動き始めたために、そこに刺さっていたフランツの剣先によって伯爵は倒れる。

 駆け寄るエデとアルベールの前で、瀕死の状態でなおも復讐を果たそうとする伯爵。その姿を見たアルベールは、どんなことがあろうと伯爵のように生き続けることを誓う。その言葉を聞いた伯爵は、アルベールの手を握り、「どうか、おぼえていて欲しい。私の名前は、エドモン・ダンテス」と言う言葉を残し息絶える。

 伯爵の死と共に、伯爵邸の地下世界は崩壊を始める。伯爵の側を離れず、共に死のうとするエデを、伯爵は彼女の死を望んでなどいないと叱責して、脱出するアルベール。しかし、フェルナンは、エドモンのそばで自らの命を絶った。

 
 これまでずっと立ち去る伯爵を見送るしかできなかったアルベールが、初めて伯爵に追いつき、その復讐を止めることができた。何度裏切られても、まっすぐに相手を思い続けていた気持ちが、巌窟王の呪縛を解いたのだろう。
 伯爵が、かつてフェルナンやダングラールによって奪われたものは取り戻すことは出来なかったけれど、そのかわりにエデやベルッチオやバティスタン、そしてアルベールの愛情や信頼を得ることは出来た。それが少しでも救いになっていれば良いのだけど。
 
プロフィール

Author:うちゃ
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