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東周列国 戦国編 第二集(1)

 晴れて建国成った魏にさっそく試練が。

 晋を食い破って誕生した魏だったが、文侯の時代、北方の弱小国である中山国と戦争に敗れてしまう。この敗北にすっかり投げやりになった文侯は、将軍の翟璜や夫人の子夷が撤退を進めるのも聞かず、ここで死ぬと言い張る。だが、翟璜の剣を突きつけての命がけの説得でようやく撤退に応じ、翟璜は国王とその夫人を逃がす為に、残った軍を率いて殿を務める、
 こうして無事に帰還した文侯に、都の重臣達は王に剣を向けた謀反人として翟璜を処刑するように訴える。だが、この重臣達・今回の対戦相手の中山国のことも知らないほど怠惰で無能。それを知った文侯は、翟璜を解放し、今後は家柄などではなく才能によって人材を取り立て、国を建て直すことを宣言する。だが、実際には老臣たちの妨害もあってなかなか改革も進まないのであった。

 そんな悩みを抱えているために、妻の子夷の相手をする余裕もなくなる。欲求不満のたまった子夷は戦場で彼女を救った翟璜を誘惑する。最初は断ろうとする翟璜だが、妃と言う立場を利用して迫られては断りきれるものではなかった。

 そのころ、文侯は各地を巡幸してまわり、法によって見事に民を治め、自分の理想とする富国強兵策を実施している地方官吏の李悝と出逢う。そして都に戻ってから彼の著作である「法経」を読んだ文侯は、李悝を策士として取り立てるべく、馬車を走らせて彼の元に向かう。が、あまりに急がせた為に馬車が暴走し、文侯は転倒した馬車から投げ出されて意識を失ってしまう。迎えに出た李悝は慌てて駆け寄るのだが、そこに遅れて到着した翟璜によって暗殺者と間違えられてしまう。そして、なぜか李悝を殺してしまえとそそのかす子夷。いったい何を考えているのか?

 しかし、意識を取り戻した文侯がとりなし、李悝は無事、策士として取り立てられた。李悝によって内政が充実し、翟璜によって軍事面も強化され、文侯はこの二名にそれぞれ文武の統括者としての任を与える。そしてさらに宰相の座を誰にあたえるかを臣下に問うと、李悝は翟璜を推挙する。最初は辞退しようとする翟璜だったが、再三の要請にこれを受ける決意を固める。だが、その夜翟璜の元に子夷が現れ、宰相に推挙したのは李悝の陰謀だから断るようにと言うのであった。

 社長の若奥さんに迫られて不倫の関係に墜ちる若いエリート社員、翟璜(^^; しかし、時は戦国時代なのでバレたら文字通りの意味で首が飛ぶ。いや車裂きとか言われてたし((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル。翟璜の腰が引けぎみになるのも無理はない。しかも、ことあるごとに物騒なことを囁いてくるとあっては、なおさらである。これって一種のセクハラだよなぁ(^^;
 一方の文侯。直情型で、一度思い込むとまわりが見えなくなっちゃうタイプなのか? 暴走して死にかけた時には、すこし落ち着きなさい、とツッコミたくなったが、トータルで見ればそれほど悪い王様ではない。むしろ大局をちゃんと見て、押さえるべきところはきちんと押さえている人だろう。奥さんの不倫には全然気付いてないようだが、さてこれからどう転がるのか、後編が楽しみ。
 
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Comment

No title

>社長の若奥さんに迫られて不倫の関係に墜ちる若いエリート社員
うはは、確かにそんな構図ですね(笑)

このエピソードって、文侯を描くのもそうなんですが、
法家の興り(というかメジャーになる前段階)を描くという意味もあったんだなーと
今更ながら気付きました。

2008.08.12 (Tue) | Manbo #mQop/nM. | URL | Edit

No title

>法家の興り(というかメジャーになる前段階)を描く
そうですね。個々のエピソードから大きな歴史の流れを描くというところは春秋編と同じだと思います。

2008.08.13 (Wed) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

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