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東周列国 春秋編 第三十集

 ついに完結!

 呉に降った勾践は、夫差の馬番の奴隷として、家臣の笵蠡とともに呉に送られる。そこでひたすら恭順の意を示す勾践だったが、伍子胥は警戒を崩さなかった。だが、すっかり夫差はすっかり勾践を信用してしまい、全く耳をかさない。それどころか、なにかと口うるさい伍子胥を遠ざけるようになってしまった。
 一方の勾践、復讐の為に着々と準備をかさねる。まずは女好きな夫差に取り入り、かつ彼を堕落させる為、絶世の美女・西施を笵蠡が探し出して夫差に献上する。これで恩赦をえた勾践は奴隷の身から解放されて、越に帰ることになった。
 このまま帰したら大変なことになると思った伍子胥は、その晩息子の伍封とともに勾践を暗殺しようとするが、勾践は先手を打って逃げた後であった。伍子胥は、このまま呉に留まってはいけないと、息子を逃がすのであった。
 越に帰った勾践は、早速復讐の為に準備を始める。そんなこととは夢にも思わない夫差は、覇者となるため越を放置したまま軍を率いて北上しようとする。伍子胥は、越の脅威を必死に訴えるのだが、夫差には聞き入れられない。さらに悪いことに、斉に渡っていた息子の伍封が呉軍の捕虜になっていた。引き立てられてきた伍封は伍子胥の前で息を引き取る。追い詰められた伍子胥はついに自刃する。
 それから、間もなく、勾践に率いられた越軍によって呉は滅亡し、伯否も夫差も命を落とす。
 こうして春秋時代は終りを告げた。

 中盤の重耳編も長かったが、こちらも全六集とかなりの長編となった。重耳編が一応覇者として成功した話だったのに対して、伍子胥のストーリーはなんとも重い話になってしまった。破滅することが目に見えているのに、どうにも出来ないと伍子胥が哀れ。この人って最初から最後まで主君に恵まれなかったように思う。一番マシな主君が闔閭だったというのがなあ。
 この人自身、思い込みの激しさや、目的の為には手段を選ばないところもあって、決して手放しで善人とは言えないんだが、とても純粋な人であるんだよね。それゆえに、俗人の極みである夫差とはもともと相容れないものがあったんだろう。実は似たようなタイプであった勾践には理解され、評価もされていたと言うのが不幸。

 それにしても、全編終わってから流れ始めるエンディングテーマがまた味わい深い。最終回はこれに春秋時代の年表がテロップでかぶさるんだが、ただ事実を淡々と書いてあるただの年表なのに、やけに感慨深いんだよねこれが。歌詞の影響もあるんだけど。
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Comment

今週は

平日夜の予定が全部キャンセルになって時間があるんだけど、期待していたDVDレンタル料金半額がなかったので、仮面ライダー電王を1巻借りたのみ。

自分とこでは、5日から10日までのダメ路線に突入、終盤(9日掲載予定)には武侠小説のテイストも入れてみたつもりなので、時間あったら読んでみてください。

「尋秦記」のテーマのメロディが何かと似ているとずっと気になっていたけど、一昨日ようやく判りました。 Tubular Bells, Part 1のはじめの方(エクソシストのテーマとして有名な部分の後半から、その少し先)です。

2008.08.06 (Wed) | 千年虫 #7tx8cIQU | URL | Edit

おつかれさまでした(-入-)

もーなんか、ほんと観終わってしばらくは茫然としちゃうんですよね(^^;
これまでずっと伍子胥の半生を描いてきて、一緒に見てきてすっかり感情移入させておいて、
で、最後にこの慈悲のかけらもないラストT_T
鬱展開は好きではないというか、むしろどちらかというとつらいので
早く終わって欲しいとか、ハッピーエンドになって欲しいという気持ちが強いのですが、
でもこのお話の場合って、それがもうどうしようもないということを、
何か受け入れざるを得ないんですよね。
そうなるべくしてこういう最後を迎えたというか、
ドラマそのものの力として、それを納得しないわけにはいかないという説得力があります。

>歌詞の影響もあるんだけど
はっきりそれとは言われてないんですが、
年表が流れて、最後の場面で書簡を河に投げ捨てる老人って
たぶんまさにこの「春秋」を編纂した孔子だと思うんですよね。
この場面、ちょうど歌の最後「一部青史等看~」で本当にぽいっと投げ捨てて、
で、あとは河の流れに流れていく書簡をカメラが映すだけという…
最後の最後まで徹底した完成度の高さでした。

続く「戦国編」は監督が変わって、
少し密度と完成度が下がって星も一つ分くらい落ちるんですが、
ある程度頭の切り替えが済めば十分にクオリティは高いドラマだと思います。
ただ、いちおうこっちのほうにも書いたんですが、
体裁としては「春秋編」同様に
「その回のあらすじ→歌→本編」
なんですが、各話の密度が分散した関係で
あらすじがかなり直接的なネタバラシになっちゃってるんですよね。
なので、鑑賞の際は「その回のあらすじ」は最後に観るようにした方が純粋に楽しめると思います。
いちおうご参考までに、アドバイスでした(^^;

2008.08.06 (Wed) | Manbo #mQop/nM. | URL | Edit

電王は

面白いですよね。私はリアルタイムで見て、DVDでも見返してしまいました。

>終盤(9日掲載予定)には武侠小説のテイスト
あそこからどうやって武侠小説に行くのか、興味津々です。

>Tubular Bells, Part 1のはじめの方
思わず、検索してしまった。なるほど~

2008.08.06 (Wed) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

戦国編は

一休みしてから見始めようと思ってます。一応、手元には用意してあるんですが(^^; まだちょっと余韻が……

>そうなるべくしてこういう最後を迎えた
そうなんですよね。まあ、歴史として結果が出てしまっている以上、逸脱するわけもないんですが、決してそれだけというわけでもなく。この時代の人間として、こうしか生きられなかったんだろうな、というのは思っちゃいますよね。悲しいけど、受け入れざるを得ないというか。

>鑑賞の際は「その回のあらすじ」は最後に観るようにした方が純粋に楽しめると思います。

了解しました。有難うございます。

2008.08.06 (Wed) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

余韻ついでに追悼ってことで

次のマヨ字はぜひ「伍子胥」を…(と、唐突に飛び道具を放ってみます)

2008.08.06 (Wed) | Manbo #mQop/nM. | URL | Edit

飛び道具…

>次のマヨ字はぜひ「伍子胥」を
<
普通にコメントを高みの見物していたのに、、、流れ弾に当たって、ふいてしまった(^^; 今度の難関は三日目ですね。

2008.08.07 (Thu) | 碧猫 #fYTKg7yE | URL | Edit

はうっ

なんか、とんでもないところから暗器が飛んできている(^^;
……えっと、努力します、

2008.08.07 (Thu) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

越王勾践

全41集、見終わっていますです。邦題は「呉越燃ゆ」ではなく、「燃ゆる呉越」でした。2000年か2001年の中国作品。多分北京製作、大河ドラマみたいなものではないかと。

虫評価は「レンタルで一通り見る分には、お金と時間だけの価値あり(ほめてます)」。
いまいちなのは、終盤が冗長でバンク映像やスローモーションがやたらと多くなることかな。
東周列国で2集で済ませている話に41集使っているので、しょうがないといえばしょうがないんだけど、サイドストーリーがどれも伸びていかないで終わってしまうので、脚本をもう少し複雑にしてほしかった。

あと、一番特徴的なのは、俳優の構成。とにかくオヤジ率高し。オヤジ以外で全編を通し登場する性別・世代のキャラは、ネーちゃんが西施とその次女の二人以外、全部一人ずつ。あとは半クールくらいで現れては消えてゆく。
実際にそうだったんだろうけど、評価の分かれる設定だと思います。
伍子胥役の怪優、怪演振りには一見の価値あり。

2009.03.11 (Wed) | 千年虫 #7tx8cIQU | URL | Edit

それは結構期待できそうな

千年虫さん
>レンタルで一通り見る分には、お金と時間だけの価値あり
そうですか、今度レンタル屋さんで探して見ます。

>オヤジ率高し。
これはむしろ好材料だったりして(笑)

>伍子胥役の怪優、怪演振りには一見の価値あり
この辺も期待できそうですね。激情の人だけに

2009.03.11 (Wed) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

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