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東周列国 春秋編 第五集

 色ボケ国王の次は妹萌え……なんだこの人たちorz


 斉国の国王、襄公は魯国に嫁入りした腹違いの妹・文姜のことが今でも忘れられず、連氏という美人の妃がいるというのにそちらにちょっとも目をくれず、妹を思ってもんもんとしていた。そんな調子なので二人の間に世継ぎなど生まれるはずもなく、連氏の兄である連称にとってはいらいらする日々が続いていた。こいつは太子が生まれたら外戚としてのし上がろうとしていたわけだね。
 そこで連称は妹萌えの襄公の機嫌を取って取り入ろうとする。周の天子の妹を嫁に迎えるという話を使って、魯の国王と一緒にその夫人、つまり襄公の妹を斉に呼び寄せるという策を献上したのである。
 呼びつけられた魯の国王は、襄公の噂は聞いていたので、妻と一緒に呼び寄せられたことに不審なものを感じつつも、そこは小国の哀しさ、結局斉国入りすることになった。

 十七年ぶりに妹と再会した襄公は大喜びだったが、そのただならぬ様子に魯公の疑いは深くなる。そして、昔の侍女と話をしてくると王宮に向かったまま帰らない
文姜を夜半連れ戻しに王宮に押しかけてしまう。
 こいつさえいなければ、と思ったのかどうか、襄公はついに魯公を暗殺してしまうのだが、自分のところに戻ってくるとばかり思っていた文姜の愛情は既に夫のほうに向いていたのであった。哀れな奴。
 結局自分のやったことは全部他人に責任転嫁してその場を取り繕った襄公だったが、文姜は兄が何をやったのか感づいていたのだろう、魯国には帰らず、斉と魯の国境付近で一人暮らすことを決意する。自分の存在が魯公の命を奪ったことへの自責の念もあったのかも。

 さて、上が乱れれば下も乱れるということで、王族の公孫無知は連氏に手を出してしまう。さんざん無視され続けたあげくのこの扱いに、いい加減ぶち切れた連氏は兄の連称と公孫無知を半ば脅して弑逆を実行。襄公は命を落とすのだが、この男、最後まで妹のことばかりであった。

 過去、襄公と文姜が恋愛関係に会った、というのはかなり知れ渡っていたようなのだが、これって本当にそうだったのだろうか? 現在の二人の関係を見ると、ありがちな兄に対する思慕以上のものでもなかったんじゃないだろうか、という気もしてくる。襄公の方は思いっきり本気で、会えなかった17年間妄想を続けていたようであるが(^^; 魯国の使者だけでなく、妹も魯公殺害のことで自分を責めている、と知ったときのうろたえ方がひどかった。もしかしてこの時までは本当に魯公さえ片づければ妹は自分のものになると信じ込んでいたのではなかろうか?
 
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Comment

No title

確か元ネタのほうでは、文姜は兄と本当にイケナイ関係で、
旦那の魯公殺害も兄貴と共謀して…とかだったりするんですよね。
どっちにしても、ろくでもない話ですが(^^;
第二集、三集とまっとうな話が続いてきて、今度は続く二集がコレという
この不思議なバランス感覚に翻弄されるのは楽しいですね(笑)

2008.07.13 (Sun) | Manbo #mQop/nM. | URL | Edit

No title

>文姜は兄と本当にイケナイ関係
なんか、そうなるともうどろどろですね(^^; 

>不思議なバランス感覚に翻弄される
歴史をつくるのは、愚かでもあり、気高くもある人間、ということなんでしょうか? しかし、二集続けてとはいえ、前話よりはぐだぐだ感が少なかったのは、やっぱり直接報いを受けたりするシーンがあったからかも。

2008.07.14 (Mon) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

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