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尋秦記/連晉

 浮き沈みの激しいライバル。ひどい奴ではあるのだが……


 趙穆配下の凄腕の刺客として登場。馬賊を瞬殺してその強さを見せつけてくれるのだが、その直後に少龍の下剤作戦にまんまとしてやられる。思い返せば、このときがケチのつき初めだった(^^; そう考えるとこの男が少龍に恨みを抱くのも無理はない。

 序盤の彼はエリート戦士そのものだった。地位にも実力にも文句のつけようが無く、廷芳という恋人もいた。だが、少龍にことあるごとにおちょくられ、ボスの趙穆にまで「おまえよりあっちのほうが役に立つかも」と思われるは、いつのまにか廷芳まで少龍を気にするようになってしまった。邯鄲編ラストで少龍との決闘に敗れた彼は、刺客としての腕も、趙穆の腹心としての立場も、廷芳も、すべてを失ってしまう。

 どん底に墜ちた彼をすくいあげたのは、意外にも廷芳であった。そして、偶然知りあった左手拳法の達人・嫪あいに弟子入りするため、二人で嫪あいの出す無理難題に挑む事になる。王道パターンだったら、無理難題は連晉を試すためで、本当はいい人。廷芳との絆も深まって、二人の仲も復活、と行くのだが……。嫪あいはほんとに外道だし、廷芳にはあらためて手ひどく振られてしまうし、なんか可哀想になってきた(^^; これで完全に裏返ってしまい、廷芳を売って左手剣法を修得した後、嫪あいも殺して自分が”嫪あい”になり代わった。

 こうして、彼は嫪あいとして再び少龍の前に姿を現わす。そして、おそらくは少龍への復讐のためであろう、朱姫に取り入り、権力を得ようとする。しばらくは順調に進み、割とやりたい放題になっていくのだが……。嬴政が黒化し、呂不韋との権力争いが激しくなってくるあたりから、徐々に両者にとり残されるようになってくる。実は朱姫にとっては、淋しさを埋めてくれる嫪あいさえいれば、権力の座などどうでもよかったのである。そして嫪あいのほうも、利用するつもりで近づいたはずの彼女との情を捨てられなくなっていた。

 終盤、呂不韋暗殺に失敗して去勢され、武功も全て失った彼は、朱姫との間に出来た子供のために最後の大博打に出たのだが、これも嬴政と少龍によって阻まれてしまう。
 策略を好み、冷徹で非情な人間であると思い込んでいたようだが、実は情に厚く、そのために最後の詰めが甘かった。確かに多くの罪なき人々を手にかけてきたのだから、その報いを受けたとも言えるのだが、その最期にはやはり哀れみを感じてしまう。
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Comment

No title

>下剤作戦
あんな壮絶な登場をしておいて、
それから二つ三つ場面を挟んだらいきなりピーピーですからね(笑)
返す返すも相手が悪すぎたというか、出るドラマを間違えたというか…(爆)

大好きな廷芳に猫なで声で頼まれたら
仕事上の機密をコロっと喋っちゃいそうになるところとか、
やっぱなんかいろいろ美味しい奴ではあるんですよね(^^;
趙倩を殺したのは許せないですが、
なんかそれでも嫌いになるというわけではなく、
時間が経てばあんまり気にならなくなったし…
(まあ終盤は他の相手に押されてたために目立たなかったってのもあるかも知れませんが)

ところで連晉のこの中の人って少し昔のドラマ「西遊記」では
三蔵法師の役をやってたりするんですよね(笑)
日本語化もされてるのでいつか観てみたいと思っているのですが、
あまりのギャップにイメージを払拭するまでに苦労しそうです(^^;

2008.05.27 (Tue) | Manbo #mQop/nM. | URL | Edit

No title

>返す返すも相手が悪すぎた
邯鄲編はおちょくられっぱなしですからね(^^; こっちも、こいつが達人だって事をすっかり忘れちゃいましたし(笑)

>なんかいろいろ美味しい奴
いちおう、頑張り屋で、真面目な人ではあるんですよね。方向がおかしいのですが。

>三蔵法師の役
なんか、真逆の役ですね(^^;

2008.05.28 (Wed) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

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