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尋秦記/趙雅

「着替え取ってくださる?」はあまりにベタで笑いました。


 女人禁制のサッカー大会を見にきて、爛れたお色気をあたりに振りまいていった人。どうやら、このときは少龍目当てだったようである。彼女は趙王の妹であり、少龍達と敵対していた趙穆の愛人でもあった。その後、少龍を取り込もうとしていた趙穆の意を受けて、色仕掛けでたらし込もうとした。だが、少龍はそれには反応せず、彼女をひとりの人間として尊重する。そんな彼に、逆に彼女の方が好意を持ってしまった。

 戦争で夫を亡くし、生きていくためにもいろんな男に身を任せていた彼女にとって、欲望の対象ではなく友人として接してくれる相手は初めてだったのだろう。さすがに大人なので、廷芳や姫さまのような娘っぽい恋愛ではなく、余裕を見せていたのだが、実はかなり熱い思いを抱いていたことが後にわかる。
 母親への反発と、王族として甘やかされていたためにつまらないチンピラになっていた趙盤の教育を少龍に頼む。確かに危なっかしいところを残しながらも成果は上がっていったのだが、この後の趙盤と少龍の運命を思うと、少し複雑な気持ちがする。この選択は良かったのかどうか……。

 大梁編ではずっと少龍のパートナーを務め、琴清が気になっていまいち頼りない少龍にはっぱをかけたり、なにかとふさぎがちな姫さまを励ましたりと大活躍であった。もうこのときには初登場の時の退廃的な雰囲気はどこにもなく、歳上のしっかりした女性として、少龍や姫さまの相談役も務めていたくらいである。

 だが、少龍と知りあった後も趙穆との関係は続いており、それを利用されて、少龍を陥れる策略に利用されることもあった。だいたいは少龍に先に手を読まれて不発に終わったのだが、大梁に行く前に趙盤を人質にとられてしまい、「魯公秘録」奪取と少龍暗殺を命じられてしまう。
 そして、偽の「魯公秘録」を使って趙盤を助けることには成功したものの、自身は捕まってしまい、趙穆によってひどい拷問を受ける。だが、少龍によって人としての尊厳を取り戻していた趙雅夫人はこれには屈せず、逆に趙穆を見下してみせる。もっとも、これにキレた趙穆は、彼女をさらに悲惨な目に遭わせてしまうのだが……。

 邯鄲編では廷芳の嫉妬の鋒先になっていた趙雅夫人。確かに自分の好きな人のそばに、こんなに色っぽいおばさんがいたら、ちょっと心穏やかにはなれないかもしれない(笑)
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Comment

No title

>あまりにベタ
いや、逆に紀元前の人間なので、それで当然なのかも(^^;
突っ込んだらかわいそうですよ(笑)

それにしてもこの人の最期はほんとにショックでしたね。
少し前の廷芳の頃からそんな感じは十分にあったんですが、
普通なら「助けに来てくれて何とかなる」とか、
そうでなくても「直前で部下の報告とか入って、なんとか寸止め」とか、
そういう流れでもおかしくないんですが、
そこを本当にやってしまうとは…T_T
(まあ実際にやってしまったからこそ、
歴史というか、世界観としての非情さというのも際立ったわけですが)

なんだかんだで趙倩と項大哥がイチャイチャしていると
(もちろん項大哥には自覚なしで(笑))
ちょっと妬いてるっぽいところも見受けられましたが、
確か自分のところにも書いた気がしますが、
この人の場合は叔母という立場から趙倩のことを思って忠告しているのか、
それとも単純に女として妬いているのか、
その辺がどちらとも取れる(あるいはどちらも正解なのかな?)のがうまいと思いました。

(追記:すいません、なぜか名前欄を空白のままにしてました@@)

2008.05.23 (Fri) | Manbo #mQop/nM. | URL | Edit

No title

>この人の最期はほんとにショック
ですよね。序盤があまりにまったりと進んでいたので、油断してたところに廷芳のあれがあって、その後間もなくですからね。
これは他のキャラも安泰していられないぞ、と思いました。

>その辺がどちらとも取れる(あるいはどちらも正解なのかな?)
私も、どっちもあったんじゃないかと思いました。趙雅夫人としては、あんなに素直に愛情を表に出すことが、羨ましいと同時に危なっかしく見えていたんだと思います。

>名前欄を空白のまま
いやいや、Manboさんのコメントだというのは分かってましたから(笑)

2008.05.23 (Fri) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

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