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七剣下天山/緑珠

 久しぶりに七剣から。実は明慧お嬢様にしようと思っていたのだけど、先に彼女のエントリーを書きたくなった。

 七剣士たちが下山した時に、七剣士筆頭の楚昭南が食料調達のために立ち寄った酒場で出会った奴隷女。そしてその後もこの二人は不思議な縁で結ばれ、そして楚昭南は彼女によって大きく運命を変えられてしまうことになる。

 二度目に二人が出会ったのは、楚昭南が薬を買いに来た時。街に居合せた清軍と楚昭南との闘いに巻き込まれた緑珠を、昭南が助けたのだ。このときにはすでに楚昭南は彼女に惹かれ始めていた。だが、愛情とも信頼とも無縁の世界で生きてきた彼女の方は、なぜ自分を助けてくれたのが理解できていなかったのだろうか。親切だけど変わり者の剣士と見ていたような。

 そして、三度目の邂逅。清軍に囚われてしまった楚昭南の前に、やはり清軍に囚われ、風火連城将軍の奴婢となっていた緑珠が現れる。そして、自らの身を省みず、彼女を解放するように訴える昭南の姿を見た哆格多親王は、彼を味方に引き入れるために緑珠を利用することを考える。彼女に対して、自由の身にすることと引き換えに、楚昭南の愛を得るように命じる親王に、緑珠は応じた。だが、彼女は気付いていたのだろうか、その行為によって、彼女自身も楚昭南を愛し始めていたことを。

 楚昭南の愛を得たことを確信した緑珠は、親王にそのことを報告する。すると親王は、隙を見て昭南を毒殺し由龍剣を奪うようにと緑珠に命じ、二人をわざと逃がすのだった。やがて彼女が毒薬を持っていることに気がつく昭南。そして彼が気付いたことには緑珠のほうでも気がついていた。

 ……相手を信用したい、そして相手に信用してもらいたいという想いから、お互いに相手を試すような行動を取る二人。そして……この時の悲劇は、楚昭南の”正義と信じる心のために”という信念に罅を入れてしまった。親王はここまで読みきっていたわけではないのだろうが、結果としては彼の望む通りの展開だったのだろう。誰かの持ち物であることから抜け出ようとして、結局は親王の道具として使い捨てられてしまった彼女。あまりに悲しい結末であった。
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Comment

No title

>二度目
>このときにはすでに楚昭南は彼女に惹かれ始めていた

大師兄、初対面の時からすでに一目惚れしてたような感じもします(笑)
まあその辺もいかにも惚れっぽいというか、危ういところが垣間見えて
納得の描写ではあるんですが…(^^;
でもこの緑珠編のまとめ方は、やっぱり他のドラマとは一線を画してますよね。
先日改めて観た時にも息を呑んでしまいました。
二回目だと緑珠の「心の底では信じたいと思ってるんだけど、頭では信じることができない」
という気持ちの移り変わりなんかも、よりはっきり見えますよね。

2008.04.06 (Sun) | Manbo #mQop/nM. | URL | Edit

No title

>大師兄、初対面の時からすでに一目惚れしてたような感じもします(笑)
しますねぇ(笑) さすがに、あのときはその場限りだとは思うんですが(^^;

>緑珠編のまとめ方
 これ、物語が進んで行くにつれて、緑珠の死の重さがずっしりくるんですよね。ああくるとは本当に予想外でした。
 七剣を見返しているおかげで、ここんところ、頭の中で「空船」が鳴ってる状態です(笑)

2008.04.07 (Mon) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

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