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リスク管理というのは何の冗談なんでしょうか?

 いい加減周回遅れもいいところの話であるのだけど、未だにこんな状況であるので、やっぱり黙っておくわけにもいかんかなと思い、エントリーをあげることにした。言いたいことは幾つかあるけど、これはその一つ目。

 なぜか性犯罪が報道されると、必ずといっていいほど被害者の行動に落ち度を見いだして、わざわざ言及する人が現われる。前にも書いたけれど、これは典型的なセカンドレイプであるわけだが、そう指摘した場合、十中八九、リスク管理についての発言である、って反論してくるんだけどさ。
 リスク管理って、将来発生するかもしれない危険なり、機会の損失なりにそなえるものであって、リスクが顕在化してしまってから、こういう行動を取っていればよかったんだ、なんて言うのはリスク管理じゃありませんよ?
 不幸にして(そう不幸にしてだ、いかに完璧なリスク管理を行なっていたとしても、顕在化する確率を0にすることは出来ない)危険に遭遇してしまった場合に必要なのはリスク管理ではなく、それによって発生する被害を最小限におさえること。こうしておけばよかったのに、なんてものは何の役にも立たないどころか、有害ですらある。なぜなら、ほとんどのケースで、正に救済を必要としている当人を責める形になってしまうからだ。これでは被害が拡大するだけである。

 あくまでリスク管理の話をしたいのであれば、すべては危機が収束してから、それもなるべく当事者からは離れたところで行なうべきものであろう。危機が収束していない時期に、同種の被害が起きないように取れる対策は、短期的、対症療法的なもの(例えば、夜間外出禁止とかね)になる。これもリスク管理とは言わない。

 それに、知らない人について行っちゃいけない、だとか、未成年者が夜間繁華街にいちゃいけない、なんてのはリスク管理にもなってない。単純に今回発生した一次要因だけに注目して、それを闇雲に回避しようとしているだけじゃん。こういうのは場当たり的な対症療法というやつであって、”リスク管理”なんて名づけるようなものじゃないよ。これ知人が犯人だったり、昼間の通学路での事件だったりしたらどうするんだよ? 見知らぬ人であるケースや繁華街で遭遇するケースと比べて、それほど可能性が低いとは思えないだろうに。(問題です。被害者と加害者の関係って、全くの通りすがりと、ある程度の知り合いとでどちらが多いでしょうか?)

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おそらくこういうことになるだろうと思ってはいたけれども・・・。 どれだけ傷ついたのだろう。レイプそのものより、その後の「自己責任バッシング」に。 <女子中学生暴行>逮捕の米海兵隊員を釈放…那覇地検 2月29日21時55分配信 毎日新聞  在沖縄米海兵隊員...

2008.03.16 (Sun) | keep changing !

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