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断仇谷 第十三集~第十六集

 このドラマ、ストーリーに引き込まれると言うよりも、魅力的に描かれたそれぞれのキャラクターの行く末が気になって続きを見てしまうタイプ。完全にキャラクター主導型です。

・どら息子
 石大哥追い落としには成功するものの、あっというまに谷主に仕掛けがバレ、処刑されそうになる。ここで開き直って谷主殺害を図り、天狼砦の力を借りてこれに成功。その後もいろいろごたごたしたものの、自分の罪はあらかた他人におっかぶせて、かろうじて盟主としての信頼を獲得した。
 しかし、他人を手駒としてしか見ておらず、容赦なく使い捨てているために、どんどん人材が減っているということに気がつかないところ、やはりトップをとるには器量不足だろう。石大哥の去った断仇谷の今後は、決して明るくはないと思うんだが、沈んで行く船の船長さんになるのって、そんなに魅力的なんだろうか?

・谷主
 というわけで、意外と早い退場でした。退場してからの権力闘争のごたごたは、たとえしょっちゅう留守にしていたと言えども、この御方の影響力が絶大だったことを物語っている。
 それにしても、とても浅手とは思えないほどの手傷を負っていても、山賊程度だったら圧倒してしまう強さはやはり別格であった。最後の最後で親としての情にとらわれなければ、あそこも生還していただろうと思える。ほんと、この人の強さは計り知れないな。

・石大哥&小璇
 過酷な運命に翻弄される二人だったけれど、さまざまな試練を経て、深い絆で結ばれた。石大哥もだいぶ人間味が出てきて、以前の武張ったところがとれて取っつきやすくなってきた。今にして思えば、初登場のころの彼って、”優秀な軍人さん”というイメージが非常に強かった。確かに頼りになるんだけど、ちょっと怖い、みたいな。
 変わったと言えば小璇も、第一集からここまで、割と考えなしにその日を生きていた小娘だったのが、一人の女性として石大哥を深く愛するようになって行く過程が丁寧に描かれている。ちっとも自分のことを話してくれない石大哥が心配なあまり、ちょっと仲が危なくなりそうになったときもあるけれど、それを乗り越えてもう一回り成長した感じ。

・方有為
 この人は、どんどん良い男になって行くな。小璇に結婚式をすっぽかされて石大哥に怒りをぶつけるものの、それをズルズル引きずることなく、前向きに立ち直ることで、お嬢という伴侶を見つけるまでわずか4話というスピード感は心地よい。石大哥に修業を付けてもらったおかげで、武功もだいぶ上がったようだし、以前に比べて、他人の感情にも気を配るようになってきた。順調に成長してます。

・お嬢
 やっぱりこの娘が出てくると華やかさが違う。念願かなって、一家そろって山賊家業から足を洗い、堅気の商売を始めたことで、すごく幸せそうでこちらまで嬉しくなってしまう。
 有為との仲を王パパに散々いじられて、表面上は迷惑そうにしながらも、内心はまんざらでもないところがやたら可愛い。そして、とても頼りになる姐さんであることも相変わらず。

・王パパ
 長年続けてきた山賊家業から足を洗うにときの感慨深そうなようすや、お嬢をいじっているときのデレデレしっぱなしの笑顔とか、もうそのお姿を見ているだけで満足してしまいそう。ようやくお嬢にプロポーズした有為を、にこにこしながら見ていたり、その有為に「お父さんと呼んでいいぞ」なんて言って見たり、とても山賊の頭だったとは思えないんですが(笑)
 しかし、今回ラストで、これでもかというくらいに死亡フラグを立てまくっていたので、これはもう覚悟するしかないんだろうなぁ。

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Comment

No title

>沈んで行く船の船長さんに
結局のところ、このドラ息子は船が沈んでいくという自覚がぜんぜんないんですよね。自分が舵を取れば万事OK、順風満帆だと根拠もなく信じきっているという…困ったものです(^^;

花嫁逃亡事件を経ての有為の成長っぷりはこの13~16集の見所のひとつですね。第一集の頃の空回りしてた様子を思い返すとすごく素直に良い方向に進化していますよね。

もう一つの見所はやはり周囲の状況の変化に伴う王パパの掘り下げということで(笑)
>そのお姿を見ているだけで満足してしまいそう
私もそんな感じでした(^^;

やっぱキャラクター主導型だけあって、こっちをうまいこと感情移入させてくれる手法は見事ですよね。実に巧みにシナリオを構成して、無駄なく魅力を積み立ててくれています。この構成力の高さはアレのあとだとより一層引き立ちますね(だからアレの話はもういいって)。

2007.12.29 (Sat) | Manbo #mQop/nM. | URL | Edit

No title

>このドラ息子は船が沈んでいくという自覚がぜんぜんない
こういうところが、こいつがしょせんは小悪党から抜け出せないゆえんですね。これまでのところ、主人公側に拮抗できるだけの悪役が出てこない、というのが唯一の瑕疵かとも思われるのですが……
>花嫁逃亡事件を経ての有為の成長っぷり
とか
>周囲の状況の変化に伴う王パパの掘り下げ
があるおかげで、それほど気になりません。
やはり主人公側をどれだけ魅力的に描けるか、というのは大事ですよね。
(こうまで極端にデキの違うものを二作続けて見てしまうと、どうしても比べてしまう(^^;)

2007.12.29 (Sat) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

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