大旗英雄伝 第三十八話

 話も大詰め、アクション満載。突っ込みどころも満載(^^;

 沈杏白を見つけた雲錚は、前にボコられた仕返しをしようとするが、沈杏白は花双霜の元に逃げ帰る。可愛い弟子(^^;がいじめらていると聴いて、追ってきた雲錚の前に立ちふさがる花双霜に、沈杏白がとんだ悪党だと訴える雲錚だったが、花双霜は聞き入れない。まったく、何が「人を見る目はある」だか。またもや頭に血が上りかける雲錚だったが、追いついてきた鉄中棠になだめられ、霊光が花双霜をとりなしたおかげで、とりあえずその場は収まった。
 そろそろ化けの皮がはがれることが心配になってきた沈杏白は、こっそり花双霜の元を逃げ出す。すると、風九幽と卓三娘が嫁衣神功を巡って争っているところに出くわす。この戦いに巻き込まれて、田蘇はあっさり命を落とし、嫁衣神功は奪い合う二人の手から放れて沈杏白の元へ。……アクションがあるのはいいんだけど、もう、見てる人間にとっては嫁衣神功ってのが命がけで奪い合うようなしろものじゃない、ってことはわかってるんで、緊張感が全然ないんですけど(^^; とばっちりでお亡くなりになった田蘇がちょっと可哀想な気もする。
 沈杏白は嫁衣神功を手に、結局花双霜の元に逃げ帰った。それを追ってくる風九幽と卓三娘。可愛い弟子(^^;を守ろうとする花双霜と風電二人との戦いが始まった。序列では二人よりも上の花双霜だが、二対一では分が悪いのか追い込まれてしまう。……なんか、前に霊光を守ってこの二人と戦った朱藻の方が強かったような気が(^^; そのとき、母の戦う姿を見て急に記憶が戻ってきた花霊鈴が身を呈して母をかばう。その姿を見て、母の方も本当の自分の娘が誰かを思い出していた。ようやく念願の親子再会となる。自分のことも憶い出してもらった小雕は大喜びである。そして、風九幽と卓三娘の相手は鉄中棠と雲錚がすることに。いや、もうちょっと早く加勢しろよな(^^;

 そしてさらに雷鞭が登場。息子の嫁をいじめる奴は許さん! と風九幽と卓三娘を怒るのだが、何としても嫁衣神功が欲しい二人は、今度は雷鞭と戦うことに。……ええと、このオヤジがいきなり花霊鈴を息子の嫁と認めたことについては、聴いてはいけないわけですね、いつものように(^^;
 しかし、やっぱり雷鞭は別格。この二人を余裕で圧倒する。そこに今度は毒神となった冷一楓を伴って、そん毒大師まで登場し、その場にいる連中を皆殺しにしようと毒神をけしかける。武林最凶兵器・毒神を前に、身内で喧嘩している場合じゃない、四聖力を合わせて戦おうという雷鞭の言葉に、他の三人も答えるのだった。
 だが、毒神は強い。まず卓三娘が毒攻撃にやられてお亡くなりに。さらに、風九幽はどさくさに紛れて逃げ出した沈杏白を追って戦線離脱。そして、頼りの雷鞭も毒神の前に倒されてしまう。だが、なぜか雷鞭が倒れたところで、あっさり毒神を連れて引き上げて行くそん毒大師。あんた、「皆殺しだ」とか言ってませんでしたか?
 瀕死の雷鞭は、毒に苦しみながらも、息子と花霊鈴が再会できたことを喜び、花双霜に、二人を結婚させて、毒神のいる中原を離れるように言い残して絶命した。
 そして、逃げ出した沈杏白は風九幽に捕まるや、懐で暖めておきましたと嫁衣神功を差し出し、おおかたの予想通り風九幽の弟子に収まるのだった。

 毒神の出現に、江湖の英雄を集めて戦いを挑むことを決意した中棠と雲錚。だが、小雕は雷鞭の遺言通り花霊鈴・花双霜の母娘と共に塞外に行くことに決めた。 
……小雕ってこういうキャラだっけ? 一応遺言通りではあるんだけど、雲錚達が戦いを挑むと聴いたら、「毒神は俺の父さんの仇でもある、俺にも手伝わせてくれ」とか言うと思うんだけど。そこで、霊鈴さんが巻き込まれて危険だからとか言われてあきらめるとかならわかるんだが。あっさりひっこみすぎな気がするぞ。

 というわけで、中棠達はまずは手始めに霹靂火達に相談しに戻るのであった。って、このオヤジ達、もしかしてずっと呑みながら待ってた?(爆)おそらく、こんな会話がなされていたのだろう。

霹靂火「鉄兄弟は遅いな。もう別れてからずいぶん経つが」
海大小「アニキ、そう焦るな。あの石頭の掌門を説得するんだ、時間がかかるのも当然だろう。ここは鉄兄弟にまかせて、俺達はのんびり待つとしようではないか」
霹「それもそうだ。よし、腰を落ち着けて呑むとしよう、うははははは(ご機嫌)」
海「わははははは(同じくご機嫌)」

 中棠達から話を聞かされた霹靂火は、今江湖で最も幅を利かせているのは五福の連中だから、協力を仰ぐのであればまず五福だろうと、司徒笑たち五福の面々に話をするため招集を掛けるように配下に命ずる。……今、なんておっしゃいました? 江湖最も幅を利かせているのは五福? ”あの”へたれ軍団がですか? なんかものすごく不安になってくるんですが(^^;
 霹靂火の求めに応じて集まってきた司徒笑、盛大娘、黒白だったが、霹靂火が到着する前に、毒神とそん毒大師に襲われ、今まで見てきた通り、しょせんは雑魚なのでなすすべもなく黒星天がやられてしまう。残りの連中もやられそうになったところで、鉄中棠と雲錚が助けにかけつけ、なんとか逃げ出すことに成功する。雲錚と中棠は、毒神を霹靂火たちが待ち伏せをしていた場所に誘い込み、火炎で攻め立てるが、毒内攻の前に手勢が全滅。しかたなく、霹靂火と共にその場を逃げ出した。

 毒神の前に全く歯が立たないことを見せつけられた五福は、ようやく中棠達の話に耳を傾け、大旗門とも手を結んで毒神と戦うことを承諾した。……ええと、四聖が束になってもかなわなかった相手に、こんな雑魚と、まるっきり弱い大旗門で太刀打ちできるんでしょうか? 無理じゃないかと思うんですけど(^^;

 そのころ、話題の大旗門掌門は、すっかりたそがれて一人で酒を飲んでいた。やって来た黛黛に、「そうやって意地を張っているから、一人になっちゃうのよ」と諭されても、かえってむきになって反発するばかり。いや、ほんと、君ら親子だわ(^^; ガキっぽい反抗の仕方がそっくり(^^; とうとう黛黛もさじを投げ、「石頭が破裂して死んじゃえばいいんだわ」と突き放す。そこに、五福の連中と一緒に、中棠と雲錚が帰ってきた。

タグ : 大旗英雄伝

コメント

No title

これだけ無茶苦茶な突っ込みどころが満載なのにまだいくらか
これまでに比べると観れるものになってはいるってのは、
やっぱアクションの分量がある程度増えているのと
「あと少しの辛抱(辛抱??)」というのがあるからでしょうかね。
逆に、それすらもなかった中盤あたりまでが
いかに酷かったかというのがよくわかります(笑)

>おそらく、こんな会話がなされていたのだろう。
この人たちほんといいですよね(笑)
良い意味でわかりやすい。
正直、こんな臭ドラマにはもったいないと思います(爆)

No title

確かに、今回アクションはかなりあったんで、少なくともだらだらと悪巧みだとか、べそべそ泣いてるところとかは見なくてすんだというのはあります(^^;
中盤はきつかったですね(^^;

>この人たちほんといいですよね(笑)
中盤、あの五福だとかバカップルとかがぐだぐだやってたころ、さぞや愉快な冒険をしていたんでしょうね。……そっちを写せと言いたい(爆)

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