スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

まずは人の話を聞こうよ

 欧州での慰安婦決議が採択されてそろそろ一週間になるが、ハムニダ薫さんのところのコメント欄でも見られるような、頭の悪い反応はまだまだあるようだ。この話、今年の春からやってるんだけど、いったいこれで何周目だ? と言いたくなるくらいうんざりしてきた。まあ一部を除いて、書いている人は別なんだけどね。それにしたって。

 だけど、碧猫さんのところのエントリーEU議会「慰安婦」公式謝罪要求決議に対する日本マスメディアの反応いろいろ を読んでみると、これが、彼らばかりを責めていても仕方ないかもしれないと思い始めている。EU議会の決議は、かなり突っ込んだ内容になっており、何に立脚して、何を批判しているのか、何を日本に望んでいるのかが、非常に整理した形で示されている(kmiuraさんのところに和訳がある)。

 それに対して、日本の報道は……、いろいろ言いたいことはあるのかもしれないが、まずは決議の内容を詳しく伝えてはどうか? なんか、脊髄反射的な反発と、なんとかして”たいしたことじゃない”ということにしたいという意思しか感じられない。本来の報道機関の使命としては、正確な情報を伝えて、多くの人が自分で考えて意見を言えるようにすることのはずなんだが、違ったんだろうか?

 もうそうとう突っ込みが入っている読売の社説は論外としても、他のマスメディアに関してもこの点ではほとんど落第だろう。
例えば、
日本の裁判所に持ち込まれた多数の『慰安婦』裁判は、裁判所が皇軍の直接・間接の関与を認めながらも原告による賠償請求はその全てにおいて却下に終わり、

彼らがこれを問題視している、ということをちゃんと報道出来てるところってあるの? この点だけを見ても、「根拠が無い」だとか「数十年前の話を蒸し返すな」とかは、てんで的外れだということがわかりそうなものだが。
加害の事実を認定しながら、賠償はしませんという対応が、正義を損なうものだと、これは数十年前ではなく”今の”問題として追求されているわけだよ。

 反論するにしてもさ、まずは相手の話を聞いてからじゃないんでしょうか?
スポンサーサイト

Comment

According to today's BBC news,

うちゃさん、おはようございます。イギリス下院議長が、買春行為に罰金を導入すべきか議論したいと述べたというニュースが本日ありました(http://news.bbc.co.uk/1/hi/uk_politics/7153358.stm)。
「Ms Harman said action needed to be taken to tackle the demand side of international human trafficking,(国際的な人身売買の需要側を取り締まるための処置が必要であるとハーマン氏は語った)」
つまり、イギリスに密売されてくる売春婦の問題は、彼女たちを買っているイギリス人にも責任があり、イギリス政府が行動を起こさなくてはいけないという立場なのですよね。このような人権感覚の持ち主の前では、慰安婦たちは軍に強制されたのではなく韓国の売春業者が云々という言い訳は何と空虚に響くことか。謝罪要求もしたくなるよなあと思います。

2007.12.21 (Fri) | Kay #MzX1GqX2 | URL | Edit

暗澹たる気分に

こうも彼我の差を見せつけられてしまうと、”欧米諸国は上から目線で日本を見てる”とか書かれても、”おまえらのせいじゃー”と言いたくなりますね。
人権週間に死刑を執行しちゃう国だから、しょうがないのか……orz

2007.12.21 (Fri) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

Post comment

Secret

Trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

しばらく待ってみたものの、カナダの「慰安婦」謝罪要求動議の報道は29-30日にどっと出ただけでした。そして、その後、日本紙が愉快な社説を掲載するというような動きもないようで、...

2007.12.20 (Thu) | Gazing at the Celestial Blue

12/8付の「『慰安婦』決議連発に、外務省が(今頃)あたふたしているらしい 」の補足。 ただし、こっちの方が長い。 さて、わたしは手元に「戦争と性」(第25号)『特集「慰安婦」...

2007.12.20 (Thu) | Gazing at the Celestial Blue

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。