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大旗英雄伝 第十二話

 なかなか追いつけないなぁ。

 霊光と三大魔女は鉄中棠を追ってやってきたのだった。力づくで家捜ししようとする彼女たちと、妓楼のお姉さんたちとの間で戦いが始まってしまう。そして結構このお姉さんたちが強い。やっぱり女だけでこんなヤバそうな商売をしているだけのことはある(笑) この戦いのどさくさに紛れて、海大小を助けに霹靂火までやってくる。逃げる途中で花大姑がピンチになっているのを見てしまった海大小は思わず助けに入ったりする。やっぱりちょっと未練あり?
 そんな感じで一進一退の戦いだったけれど、そこにコウモリ兄さんまでやってきたのでは勝負あり。全員点訣されて動けなくなってしまった。そこに、小華と冷青霜をつれて鬼母様登場。ここまでやって来れたのは小華のおかげのようだ。そして青霜と青萍の師妹はめでたく再会となった。

 こんな妓楼燃やしちゃおうか、なんて危ないことを考える鬼母様だったけれど、小華やコウモリ兄さんになだめられて、お説教して皆を解放してあげることに。そして、肝心の中棠兄さんを探しに行くのだけど、なぜかいなくなっていた。落ち込む霊光に、必ず再会できるからと慰める鬼母たちだったけれど……。

 実は鉄中棠は海大小と霹靂火に助けられていた。そしてあっさり解毒剤をもらう中棠。なんかこの二人のおっさんが一番善人のような気がする。

 その夜、大旗門の男を思う女三人、青霜、青萍、霊光は、お互いの境遇を知り、運命の過酷さに涙する。自分も中棠のことを想いながら、霊光の為に泣いてあげられるなんて、青萍はいい娘だね。それにしても、大旗門の男に関わるとろくなことにならないという、霊光のお母様の遺言は正しかったような気がしてならん(^^;
 翌朝、鬼谷においで、という鬼母から誘われるものの、自分たちの力で生きて行こうと青霜・青萍の二人はここでお別れ。一方、霊光は鬼母の弟子になることを決意する。ずっと霊光のことがお気に入りだった鬼母はもちろん大喜びだけど、なんだかあんまり浮かない顔の霊光がちょっと心配だったりもする。

 だれからも忘れ去られていたおかげでちゃっかり逃げ出していた沈杏白だったが、ついに天武?局の追っ手に捕まり、黒星天の前に引きずり出される。師匠を見捨てたんだから、言い訳無用と殺されかけるが、鉄中棠の居場所を知っていると言って、なんとかその場をしのぐことに成功する。こいつ、意外としぶとい。

 一方、なぜか仇の霹靂火に助けられた上に、どうやら気に入られてしまった鉄中棠。中棠を弟子にと望む霹靂火に、さすがに仇に弟子入りはできないと、弟子よりは飲み友達でいたいからと断る中棠。断られてちょっとしょんぼりの霹靂火だけど、それで気まずくなることもなく、「飲み友達でもよし」といって、そのまま海大小も交えて三人で呑み続けるところがいいところ。
 そしてすっかり出来上がったオヤジ二人を介抱しながら、うまいこと酔いつぶれた霹靂火と二人になる中棠。仇を討つには絶好のチャンスであるけれど、ふんぎりがつかずにそのまま夜明かしすることになる。酔いつぶれたところを殺すのは卑怯だとか言っているけど、この愛すべきおっさんが仇であるという実感が涌かないというのが本音じゃないだろうか。
 そして、朝になって霹靂火に大旗門との因縁について質問する中棠。霹靂火の答えは、「俺も理由は判らん。できればお互いに貸し借りを精算して、恨みっこなしにしたい」というものだった。こうまで言われちゃわざわざ仇を討とうという気にもなれないだろう。

 霊光が鬼母に弟子入りして鬼谷に戻ってから数日が過ぎたころ。鬼母の部屋を掃除強いていた霊光は、見慣れぬかんざしを見つけて思わず手に取った。そこに戻って来た鬼母は、なぜかそのかんざしを見ると血相を変え、今まで担いくらいの厳しい口調で霊光を叱責する。ずっと優しく接してくれていた師匠の、あまりにもきつい仕打ちにショックを受ける霊光に、コウモリ兄さんがこっそり事情を教えてくれた。実はそのかんざしは、鬼母の妹、陰嬪より贈られたものだった。彼女と鬼母は昔は仲の良い師妹だったのだが、陰嬪が好きな男の為に、母と姉を裏切って鬼谷を出て行ってしまってから、ずっと彼女のことを恨んでおり、かんざしを見るとそのことを思い出してしまうという。どうやら、鬼母の弟子たちは一度はこの失敗をやってるんじゃないかと思われる(笑)
 鬼母の母親はこの裏切りが元で亡くなってしまった、と聴いて、思わず自分の身の上を振り返ってしまう霊光だった。

 さすがに自分の態度が大人げないと思ったのか、自ら霊光に武芸の手ほどきをしてやろうと申し出る鬼母様。だけど、霊光はこの練習の最中、大切にしていた”中棠兄さんの人形”を川に流してしまう。 その夜、鬼谷から霊光の姿が消える。総出で探し回る鬼母様の弟子一門。いったい霊光はどこに? というところで次回。
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Comment

うーん

なんだかこれまでのところを見ている限りでは
この水霊光という人は基本的に「自分」と「自分が依存する対象であるところの棠哥哥」にしか興味がないように見えます。
確かに母親と長い間、二人きりで暮らしてきたのだから
多少コミュニケーションが取れないのは仕方が無いことなのかもと思いますが…

と、書いていていまふと気付いたんですが、この人が谷を出たのって
決して「外の世界を見てみたくなった」とかではなく
単に「棠哥哥と一緒にいたいから」というだけの理由だったんですよね。
ああ、こりゃ道理で魅力的に見えないわけだ…

2007.11.12 (Mon) | Manbo #mQop/nM. | URL | Edit

11、12のコメント返信はこっちにまとめます。
鉄中棠って、ここまで見てきた感じでわかるように、基本的に自分にかかわってきた相手の面倒を見ずにはいられない人なんだと思います。雌鳥体質というか(^^; だから、あんだけ憎まれてても雲錚は見捨てられないし、宝石大会の時、李家に残ることにしたのもその性格ゆえでしょう。

で、霊光の方は"ひよこ"なんですよ。あのお母様とほとんど二人だけで谷に暮らしていたおかげで、全然成長できないままだった。そこで、雌鳥の中棠に出会っちゃったわけですよね。

ところが、谷から出てもひよこはひよこのまんまで、雌鳥がそばにいてくれないと、自分を保てない。本当は中東から離れて鬼母様のところでしばらく修業してればよかったんでしょうけど。

このころは中棠に対しては、無意識とはいえ、結構罪なことするなあ、とか思ってました。このころまでは(^^;

2007.11.13 (Tue) | うちゃ #- | URL | Edit

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