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嵐のように

 一つ前のエントリーで、「半分まで見ました」などと書いてたけれど、もう最後まで見終わってしまった。ラストの10話くらいは一気に。だが、実はこれはまだ上編であり、物語の前半部分。とはいえ、一つの決着はついた状態で終わっているので、区切りとしては悪くない。以下結末のネタバレを含む感想なので、未見の人は読まないほうがいい。
 上編全体を通しては、”挫折編”とでも呼びたくなるくらい厳しい結末になった。主要登場人物のほとんどが敗北してると言ってもいいだろう。物語の冒頭では理想を胸に抱いていた人々の思いは、ほとんど叶えられることはなかった。これは主人公側だけではなく、清側の登場人物にしても同じだ。常に最大の敵として君臨し続けた親王も結局は命を落とし、清の皇帝でありながら漢民族との共存を夢見た皇帝は失脚する。
 そこまでやるか! と思ったのは、武荘の子供たちがたった一人を除いて全員殺されてしまったことと、清の将軍のお嬢さまが現実の厳しさから逃げるように心を病んでしまったこと。前者は最終回の本当の大詰めのところでのことだったのでダメージもでかかった。この原因を作ってしまったのが、天山の剣士たちの中では最も子供たちに懐かれていた穆郎だったというのもきつい。
 お嬢さまのほうも、中盤で登場して以来、その理想の高さと武功の達人とは違った種類の強さが魅力的だったので、まさかこんなことになるとは思いもしなかった。

 こうやって結末だけを抜き出してしまうと、ものすごく悲惨な物語になってしまうのだが、実際に視聴してみると、不思議なほど絶望感はない。それぞれのキャラクターの軌跡が丹念に描かれていたので、彼らが挫折したままでは終わらないだろうという予感がするのだ。たぶんそう感じさせたのは傅青主と韓志邦という二人のキャラクターがいたからだと思う。
 傅前輩は第一話で登場した時から無敵の強さと無類のカッコ良さで魅了してくれたの。この人の強さは、どんなに精神的な揺さぶりをかけられようが全く揺るがないところだ。他の登場人物たちが悩みや未熟さを抱えてどこかに危うさを持っていたこともあって、よけいに頼もしく感じたのだとも思う。
 そして志邦。生真面目で思い詰めるタイプでありながら、決して折れない強さを感じさせてくれた。最初は頼りなかったけれど、最後は判断力とかも含めれば傅前輩を除く六人の中では一番安定していたと思う。穆郎とはいいコンビだったので、下編でコンビ復活するといいな。

 というわけで、上編を最後まで見ての感想はこのくらい。そのうち例によって各キャラクターごとにも書いてみたい。
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Comment

あーいーあーえー

節度を守ってほぼ一日二話のペースで進んでたうちゃさんは凄いなと思ってたんですが、最後の最後になってダムが決壊しましたね(笑)

>主要登場人物のほとんどが敗北してる
改めて言われてみるとそうですね。
というかぶっちゃけ、手放しに幸せになれた人って一人もいないかも…
子供たちもそうですけど、せっかく牢から生き延びられたと思った人も含めて
塩倉の紅槍会が全滅しちゃったってのもかなりとんでもないですよね@@
しかも結構最後のほうのギリギリになるまでは
不思議と楽観的な気にさせられちゃって油断してただけに、
土壇場で畳み掛けられたのは相当きつかったですね。
最後に郁芳を救ったのが亡き父ちゃんの位牌だったってのも、また…T_T

志邦は確かに舎神剣にふさわしい立派な男に成長しましたね。
終盤は見せ場が比較的少なかった関係でいまいち気付かなかったけど
確かに安定してるかも。
なんかもうほんと、下部が待ち切れないですね~。

2007.08.05 (Sun) | Manbo #mQop/nM. | URL | Edit

へーやーへやへや

あはは、ラスト三分の一あたりまで来たら、止まらなくなってしまいました。

>塩倉の紅槍会が全滅しちゃった
そうなんですよね。結局、彼らには大師兄は裏切り者と思われたままだったし。
子供たちのシーンは、あそこでつり橋の回想を入れるのは反則ですよ。 穆郎でなくてもいたたまれなくなりますって。

全体を通してストーリーに隙がなかったですね。先を読ませるように視聴者側に少しずつ伏線をちらつかせて行きながら、あらかたその想像の上を行くという。

>なんかもうほんと、下部が待ち切れないですね~。
ほんとに。早くでないかな~

2007.08.05 (Sun) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

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