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笑傲江湖 人物伝/不戒和尚

 恒山派美少女尼僧、儀琳のお父さん。名前の通り坊さんなんだけれど、出家した理由が無茶苦茶である。
 実はこのおっさん、尼僧に惚れてしまって、結婚を申し込んだのだ。当然のことながら仏門に仕える身であり戒律を破るわけにはいかない、と断られたのだが。なにを思ったのか、それなら自分も坊主になってしまえば二人で戒律を破ることになるからあいこじゃないか、というなんだかよくわからない理屈で出家してしまった。そして生まれたのが儀琳というわけ。
 そのあと奥さん(つまり儀琳の母親)に逃げられてしまい、幼い儀琳は恒山派に預けられることになるわけだが、なんというか思い込んだら人の話を全く聞かない性格らしい。しかも、令狐冲が全くかなわなかった田伯光を簡単に使いっぱしりにしたりと、実はかなりの実力者。ほんと、はた迷惑なおっさんである。

 しかし、家族思いで大変に情が厚い。逃げた奥さんについても全く恨んでおらず、落ち度は全て自分にある(実はほとんど彼のせいではないのだが……)と考えていて、いまだにぞっこん惚れ込んでいる。そして、娘の儀琳のことになると目の色が変わってしまう。いや、そこだけ見ると良いお父さんなんだけどね、なにしろ人の話を聞かないから、この人(笑)。儀琳の令狐冲への思いを知って、なんとしてでも彼を娘婿にと暴走を始めてしまう。任我行といい、この人といい、なんかとんでもない人に気に入られる令狐冲であった。

 あまりにも無茶苦茶だったため、儀琳に本気で嫌がられてしまい、結局婿取りはあきらめることにしたらしい。私はこの人が儀琳に泣かれてあたふたするところがなんだか好きだった。最後の方ではなんとなく令狐冲と一緒に恒山派に身を置くことになり、結構居心地は良さそうだった。後期恒山派の雑多で楽しげな雰囲気を担っていた人たちの一人である。まあ、最後の最後で良いこともあったしね(笑)。
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