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笑傲江湖 人物伝/田伯光

 どこの流派にも属さない一匹狼で、「万里独行」の異名を持つならず者。そして美女と見れば見境なく襲ってしまう色魔。
 初登場時の田伯光はこういう人物だった。しかも最初のシーンは、可憐な美少女尼僧、儀琳ちゃんを襲っているところ、普通に考えたら悪役にしかならないところだが……
 たまたま儀琳を助けに入った令狐冲と戦ったことで、彼の運命は変わってしまう。この時点での武芸の腕は田伯光の方が上。令狐冲は彼にボコボコにされてしまうのだが、満身創痍になりながらも儀琳を逃がそうとする令狐冲をどうやら気に入ってしまったらしい。ここで、手心を加えたおかげで口八丁の令狐兄さんにはめられ、なぜか儀琳の弟子ということにされてしまう。

 そして、次に彼が令狐冲の前に現われたのは、冲が師父から謹慎を受けている最中、陣中見舞いなどと、酒を担いで訊ねてくるという、なぜだかすっかりお友だちモードに(^^; 実はこのとき田伯光は儀琳の父親、不戒和尚にとっつかまり、使い走りにされていたのだ。儀琳の婿にするために令狐冲を連れてこいと命令されていたのだ。
 彼の実力であれば、力づくで冲をさらっていくことも出来ただろうし、一服盛って眠らせることだって出来ただろうが、尋常な勝負で決着をつけようとする田伯光に、令狐兄さんの方にも田に対して単なる好意だけでなく、敬意も生まれていた。

 その後も田伯光は不快和尚からは逃れられず、不可不戒なんてふざけた名前の坊主にされてしまう。そして、儀琳の用心棒として、彼女の属する恒山派の尼さんたちを助けるために、令狐冲と一緒に大活躍することになるんだから、人生ってものはわからない。

 最初に登場した時から、なぜか憎めない人物だったのだけど、何事にも束縛されまいとする彼の生き方に惹かれたからかも知れない。
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