バビロン5/第59話「シャドウの報復」

原題「INTERLUDE AND EXAMINATIONS」
ロンド「残りの銀河系など燃えてしまえ」
 ついにシャドウが直接攻撃に出てきた、弱小諸国を襲撃し始めたのだ。現在シャドウに攻撃されているブラキリは、シェリダンに援助を求めてきた。ブラキリに隣接している国々に援軍を要請するシェリダンだったが、シャドウに脅える諸国からは色よい援助を得られない。
 他の種族の協力を得るためには、シェリダンたちがシャドウに勝利することで、シャドウに対抗できることを示す必要があった。シェリダンは、シャドウに対抗するためにヴォーロン軍に戦ってもらうことを思いついた、コッシュにヴォーロン軍の出陣を要請するシェリダンに、激しく拒否するコッシュだったが、シェリダンの捨て身の説得に、ようやく受諾する。
 そして、ブラキリを攻撃していたシャドウ艦隊の前にヴォーロン艦隊が現われ、シャドウを撃退する。シェリダンはようやくシャドウに一矢むくいることが出来た。
 そのころ、ロンドの恋人、アディラがバビロン5にやって来ることになった。再開を心待ちにするロンドの元に、モーデンが再び現われる。彼はセントーリが戦争から手を引こうとしていることに不満を表明し、自分たちの邪魔をすると公開するとロンドを脅す。だが、ロンドは彼の脅しを無視した。モーデンはロンドに復讐するべく、アディラの情報を聞き出すと、アディラを暗殺してしまう。自棄になったロンドは、再びモーデンと組むことを決意する。
 さらに、モーデンとシャドウはヴォーロン艦隊の参戦に対する報復として、コッシュも暗殺する。
 医療部長のフランクリンは過労を押して勤務を続けているために、精神的に不安定になっていた。彼は勤務を続けるために興奮剤を使用し続け、依存症になっていたのだ。それを知ったフランクリンは職を離れることをシェリダンに伝えた。

 いよいよシャドウとの直接対決なのだが、コッシュは殺され、フランクリンは辞職し、ロンドは再びシャドウと同盟を結ぶ。なんだか暗雲ばかりが立ちこめる感じのスタートになってしまった。それにしても、アディラなんて登場したのは第三話、もうずいぶんと昔の話だ。ロンドにとってもアディラとのことは大事な想い出だったんだろうな。
 冒頭の言葉は、アディラが殺され、再びシャドウとの同盟を結ぶ時にロンドが言ったセリフ。もし彼女が殺されることが無ければ、違う選択をしていただろう。

 ところでシャドウはずいぶん簡単にコッシュを殺せたようだけど、今まで生かしておいたのはなんでだろう。ヴォーロンが本格的に干渉してくることを嫌ったのだろうか?

コメント

VorlonとShadowのルール

> シャドウはずいぶん簡単にコッシュを殺せたようだけど、
> 今まで生かしておいたのはなんでだろう。

恐らくVorlonとShadowとの長い争いは双方に取って半ばゲームと化し、その中で「お互いに相手に直接の手出しはせず、若い種族を使った代理戦争を行う」というゲームのルールが確立されていたのだと考えます。そのためVorlon艦隊によるShadow艦隊への攻撃はルール違反と捉えられ、その報復としてKoshが殺されたのでしょう。もちろんKosh自身もそれを承知していたから、Sheridanにあのような事を言ったのだと思います。

なるほど

バビロン5はSFとはいえ、現実世界をずいぶん反映してますよね。VorlonとShadowの対立は米ソ冷戦を思い出させます。

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