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バビロン5/第40話「伝染病の恐怖」

 原題「CONFESSIONS AND LAMENTATIONS」
シェリダン「デレン、もしもう一度会えたなら、どうか私のことをジョンと」
 マルカブ人が連続して死亡するという事件があった。死亡者を診断したマルカブ人の医師ラザレは自然死であると報告するが、不審に思ったフランクリンは詳しく検査したいと申し入れる。そのころ、バビロン5に入港するはずのマルカブの輸送船が連絡を絶つ。シェリダンは救援に向かわせるが、マルカブ人の乗員・乗客とも全員が死亡していた。
 伝染病を疑うフランクリンがラザレを問い詰めると、大昔にマルカブで流行った伝染病であることを認める。実はその伝染病は伝説になっており、感染するのは不道徳が原因であるとされタブー視されていた。そのため、感染したものもそのことを認めたがらず、今やその病気は宇宙に出ているマルカブ人全体にひろがりつつあったのだ。
 緊急事態に、フランクリンとシェリダンはバビロン5の封鎖を宣言し、病気の調査に当たるが、マルカブ人たちは自分たちがタブー視している病気に感染していることを認めたがらず、ついには自ら隔離ゾーンに入り、他の種族との接触を断とうとする。だが、それによって彼らの感染の危険は確実に高くなるのだ。そのことを聞いたデレンは、死んでゆくマルカブ人の救いになろうと、レニアーを伴って隔離ゾーンに入ろうとする。彼女の感染の危険を考えて思いとどまらせようとするシェリダンだったが、彼女の意志は固かった。
 さらに、マルカブ人とは別の種族パク・マラに同じような症状で死亡したものが出る。異種族への感染の危険があるのだ。フランクリンはすぐに原因究明のために解剖しようとするが、感染を恐れたスタッフはためらいを見せる。そのとき、ラザレが自分が行うと名乗り出た。
 解剖の結果、パク・マラも同じ病気が原因で死んだことが判明する。両種族に共通する何かが病気の解明の鍵になると考えたフランクリンは調査を始めるが、ラザレもついに感染し、息を引き取る。
 マルカブ人とパク・マラの生理学上の共通点からようやく病気の正体と対処方法がわかり、さっそく隔離ゾーンのマルカブ人に処置を施そうとするフランクリンたち。だが、隔離ゾーンに入ってみると、生き残っていたのはデレンとレニアーだけであった。マルカブ人たちは全滅したのだ。
 後日、ニュースでマルカブ人の本星も全滅したことが伝えられる。ひとつの星間文明が伝染病によって失われたのだ。

 普通ならこの手の話は、なんとか処置が間に合うものなんだろうが、ここでは完全に悲劇に終わる。ラザレやデレンやレニアーやフランクリンの献身的な努力はすべて報われないのだ。それどころか、一つの文明がその担い手ごと完全に消滅してしまうという、かなり残酷な終わり方をする。
 ラザレも最初は病気のことを隠していたが、それは事情が分かれば無理もない話であった。自分の身を実験台にして治療法の発見をフランクリンに託したのだが……。彼の最期の言葉が家族を気づかうものだったのがまたやり切れない。

 冒頭のセリフは、隔離ゾーンに向かうことを決意したデレンに向かってシェリダンがかけた言葉。もしかしたらもう会うことが出来ないかもしれないと考えたシェリダンが思わず自分の気持を伝えようとしたのだろう。このあたりからデレンに対して恋愛感情を持っていることに気がついたような気がする。
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