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全寮制ってそういうものなの?

 こちらのエントリーで知った今年から開校の海陽学園という学校。

 朝日新聞の(1)外部と遮断し異空間という記事で読む限り、私には刑務所の様にしか思えないのだが、全寮制の学校ってこういうものなんだろうか? (ひとつの記事だけで判断するのは危ないような気がするけれど)少なくとも私は、教科書、参考書以外で持ち込める本が10冊以内というところでアウトだな。これ、図書館を充実させればいいという問題じゃない。たぶん持込みはチェックされるんだろうから、何持っていってもOKってことは無いんだろうね。

 またこの記事から感じられたのは、「子供から一刻たりとも目を離したくない」という親側の欲望だった。これはgegengaさんのこのエントリーのコメントにもあったんだけど、学校全般がそうなっているのかな。そうだとすると全寮制のこの学校の方針もその延長にあると思えばいいのだろう。でも、自律っていうのは誰にも見られていない、自分しかいないところでどう振る舞うかだよね。この環境で自律なんて学べるのかな。必要なのは「どこで何をやっていても常に誰かに見られているから悪いことはしない」という感覚じゃないよね。「誰も見ていないし、誰も咎めない。でも自分はやらない」ってことだ。そういうことを教える体制じゃないと思うんだが。

 しかし、仮に十二歳の私が親にこの学校に入るように言われて刃向かえるだろうか。これが十五歳なら絶対に嫌だと言うと思う。十五歳だったら、このような方針の学校に送られることは自分に対する”攻撃”だと思ったはず。でも自分が十二歳のころってかなり子供だったからな。”保護されている”と感じたかもしれない。先に「親側の欲望」と書いたけれど、これは欲望=悪ということじゃない。子供の発育段階によって毒にも薬にもなるものだと思う。だから全面的に否定はしないけれど、「子供を思う親心」と全面肯定もできない。入学時はそれでもいいのかもしれないけれど、中学から高校のどこかで毒に変わると思うんだけどね。

 外部との接触を制限されて世間知らずになることよりも、誰にも見咎められることがなく、自分を律するのは自分の良心のみ、という環境に置かれないことの方が、エリート育成ということでは怖いと思う。外出の時くらい一人にしてやれよ。
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