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サマータイムマシン・ブルース

 瑛太と上野樹里が主演した、タイムトラベルテーマのSF青春コメディ映画。このジャンルにはバック・トゥ・ザ・フューチャーという偉大な先駆者がいて、この映画もちょっと意識しているところはあるみたいだけど、どちらかというと藤子不二雄っぽい。いや、日本でタイムトラベルテーマの映画を撮ろうとすると、どうしてもそうなってしまうような気がするんだけど。(ジュブナイルとかね)

 夏休み、ある大学のSF研究会部室にいきなりタイムマシンが現れたことから始まるどたばた騒ぎ。タイムトラベルといっても、その目的は部室のエアコンのリモコンが壊れるのを防ぐため。戻る時間もたったの一日。この手の物語の中でも、これほどスケールの小さい話はちょっと無いのでは(褒め言葉です(笑))

 この映画、最初の十五分くらいは”みょーにリズムの悪い映画だなぁ”という感想を持ったのだが(おかげで、あまり予備知識が無かった私は、失敗したかな、と思ってしまったのだけど)、話が進んで何が起こったかを理解すると色んなシーンの理由がわかってくる。それも最初のうちに全部分かってしまうのではなく、かなり後の方で明かされるものとかもあるので油断が出来ない。最後まで見終わったら結局最初からもう一度見る羽目になること請け合いである。

 終盤、ここで終わっても良いかなってシーンの後も、エピローグ?という形で映画は続くのだけど、実はここからがまた良いところ。監督言うところの”ブルース”の部分だね。最後の最後で明かされる仕掛けは、恐らく多くの人が中盤くらいで薄々気がつくんだけど、そう落とすのかぁ、とかなり感心した。そうするとそれまでそれほど物語に深く関わってはいなかった(ように見えていた)上野樹里の色んな表情が一気に意味を持ってきて、なんだか切ない気分にさせてくれる。まさに”ブルース”だ。
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