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ウルトラマンマックス 第三番惑星の奇跡

 昨日会った友人に、「特撮ネタが少ない」と言われてしまったので、この間放映されたこの話を少し。
 既に各所で絶賛の嵐なので、ちょっといまさら出遅れた感じがあるんだけど、傑作であることは間違いないと思う。
 ストーリーとテーマは非常に単純。宇宙から飛来した謎の物体は、最初はただの白い無害な塊にすぎなかった。しかし、それは攻撃を受けると、それと全く同じ力で返してくるという完全生命体イフだったのだ。最初に炎で焼き払おうとした地球防衛チームDASHだったが、炎が収まったあとに現れたのは禍々しい怪獣だった。炎を打ち返してくる怪獣に対して、ミサイルやビームで応戦すれば、すぐに取り込んで同じものを返してくる。
 ついにはウルトラマンの力まで取り込んでしまったイフは、手の付けられない存在になってしまう。なにしろ攻撃すればするほど強くなるのだ。都市が破壊されていくのをDASHもウルトラマンも見ているしか出来ない。
 この絶望的な状況を救ったのは、一人の盲目の少女だった。彼女が怪獣に音楽を聴かせると、怪獣もまた音楽を奏で始める。恐ろしそうな身体は楽器に変わっていく。炎には炎を、ミサイルにはミサイルを、そして音楽には音楽を。この生命体は、自らに受けたものをそのまま相手に返していただけだったのだ。

 実を言えば、半ばくらいまで進んだところで、ストーリーの落ち着き先は見えてしまう。にもかかわらず、最後まで見入ってしまった。中盤、イフが無敵の存在として破壊を続けるシーンは圧巻で、劇中人物の絶望感が伝わってくるような気がした。(どういう結末になるのかうすうす気がついているのに、だよ!)
 そこからいわば思ったとおりの逆転劇になるわけだが、ここでは役者さんの演技が良いこともあって、最後までクオリティが落ちない。いやぁ、いいもの見せてもらった。

 こういう話をやってくれるので、円谷は侮れないのだ。
 
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