スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

巌窟王 第二十幕 さようならユージェニー

 アルベールはルノーのところでユージェニーの結婚が明日行われることを知り、密かにユージェニーに会いに行こうとするが、カヴァルカンティに阻まれる。彼は、結婚に応じないとモルセール家に危害を及ぼすことを匂わせてユージェニーに承諾させたと告げる。
 結婚の当日、ユージェニーはピアノの前で思いにふける。彼女にはオペラ座での演奏を聴いた音楽学校から招待を受けていたのだ。それにはかまわず、ダングラールは株主や新聞記者を集めた結婚調印式を行おうとする。気の進まないまま、調印書にユージェニーがサインをしようとしたときに、使用人に化けて調印式にまぎれこんでいたアルベールが、友人達の助けを借りてユージェニーを連れ出す。それを追おうとしたカヴァルカンティとダングラールだったが、そこに警官隊が踏み込み、実はニセ貴族であったカヴァルカンティは逮捕されてしまう。すべてを失ったダングラールは手元に残った金をかき集めて、パリから逃げ出すことを決意する。
 ニューヨークの音楽学校に旅経つユージェニーを見送ったアルベールは、彼女に託されていたフランツからの手紙を読む。フランツの思いを受け取ったアルベールは、もう一度、伯爵と会って話すことを誓うのだった。

 アルベールのお坊ちゃまぽい甘さがとれて、ずいぶん大人の顔に変わっている。今回、フランツが残した手紙の内容が明かされたわけだが、改めてフランツってなんていいやつなんだろうと思う。アルベールが絶望しかけながらなんとか踏みとどまることができたのは彼のおかげだろう。今まで運命に流されるだけであったアルベールがついに運命を自分で拓こうと決意する。(実はその部分は小説版も同じで、それまで甘いお坊ちゃまだった彼の変貌は感動的である。小説版ではフランツは関係してこないんだけど)
 今までは伯爵が一方的にアルベールの運命を弄んでいたのだが、ここから先は変わってくるのだろう。どのような決着が待っているのだろうか?
 
スポンサーサイト

Comment

Post comment

Secret

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。