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巌窟王 第十六幕 スキャンダル

 モルセール将軍のスキャンダルに揺れるパリに戻ったアルベールは、父のいる宇宙軍司令部に向かうが、会うことはできなかった。裏切り者の息子としてマスコミの追求を受けるアルベールだったが、父のスキャンダル記事を書いたのが友人の新聞記者であるボーシャンであることを知り、彼を責める。だが、ボーシャンは自分の調べたことを事実として、アルベールに伝える。フェルナン・モンデゴと呼ばれる人物がエデとその母親を奴隷として売った、そして故郷に帰ったモンデゴは貴族の位を買い、モルセールと改名したというのだ。
 自宅に戻ったアルベールは、母メルセデスによって、父の本名がフェルナン・モンデゴであり、もとは平民であるということを知らされる。ボーシャンの言っていたことは本当だったのだ。
 一方マクシミリアンの元で巌窟王について調べているフランツは、エドモン・ダンテスという人物が、マクシミリアンの父の船、ファラオン号の一等航海士であったことを知る。エドモン・ダンテスは25年前に無実の罪でイフ城に送られた人物である。そしてフランツはファラオン号の記録から、エドモン・ダンテスとダングラール、モルセールが同じ船に乗っていたこと、エドモンとメルセデスが婚約していたことを知り、すべてを理解するのだった。
 エデが最初からすべてを承知の上でいたことを知ったアルベールは、彼女を探しに伯爵邸に向かうが、そこにいたのはルナで彼を誘拐したルイジ・ヴァンパの一味だった。なぜそこにいるのかと問い詰めるアルベールに対して、始めからすべては伯爵の計画だったと告げるヴァンパ。まだ伯爵に騙されたことを認められないアルベールは、エデの居場所を聴き、空港に向かう。そこに伯爵の宇宙船が戻ってきた……。

 ついに真実を知るアルベール。しかし、この期におよんでまだ伯爵を疑いたくないアルベールがけなげというかなんというか。ここ二幕の展開はいままでずっと積み上げてきた虚構を一気に崩す快感がある。伯爵の復讐としては大成功なんだが、そのまま思惑どおり進むのかどうか。小説版では鍵を握っていたのはメルセデスだったのだが……。
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