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笑えない喜劇

 最近は少し落ち着いているようだけど、昨年の終わりに韓国の日本大使館前に元慰安婦をかたどった平和碑が作られたことで、慰安婦問題について触れられることが多くなっている。ところで、今から5年ほど前、2007年にも同じようなことがあったことを覚えている人はどのくらいいるのであろうか?
 このときにのきっかけはアメリカ下院で対日非難決議案が提出されようとしたことであった。そして、それに反発した当時の安倍総理をはじめとした保守勢力がいわゆる強制連行を否定した。だか、結局彼ら保守勢力の主張はまったく受け入れられることが無かった。それどころか逆に大変な反発にあい、当初は少なかった決議案の賛同者は増え続け、さらにアメリカだけでなくヨーロッパや台湾にまで飛び火することになる。最後には日本の見方をしてくれる国などいなくなってしまった。(当時の海外メディアの論調)
 
 では、これだけの非難を浴びた後、日本は何をしていただろうか。事実を列挙してみようか。
1. 池田信夫のように、デタラメな否定論を唱える人間は頻繁にメディアに登場するが、その対抗言論が人目に触れられることは皆無に等しい。(専門家の間では否定論など相手にされていないというのに。)
2.慰安婦問題が取り上げられるたびに、元慰安婦に対して、「嘘つき」「金目当て」という中傷が行われる。中には在特会のように暴力行為に及ぶものもいる。そして産經新聞のようにそれらを助長するメディアがある。(慰安婦たちの集会を反日集会と呼び、出席した政治家を反日政治家と、まるで法を犯しているかのように扱う)
3.日本国からの謝罪として一定の評価を得ている河野談話を撤回しようとしているものもいる。
4.そしてこれらすべてのことについて、日本政府は事実上なんの対策もとっていない。それどころか公職にある者の中にこれらに同調、あるいは率先して主張している者がいる。

 これらはすべて、戦時性暴力被害者に対する二次加害であり、深刻な人権侵害そのものである。戦時中の問題に対してはすでに決着済みだ? 何を寝言を言っている。今現在進行中だよ、なぜ5年前に世界中に呆れられたかわかっていないのかね。

 二度目は喜劇、とは言うが、酷過ぎて笑えないよ。
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