スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

水滸伝 第七集

 だいぶ感想に間が開いてしまった。

・林冲
 付け届けや柴進からの手紙のおかげで、獄中の待遇は良くなったものの、まじめで働き者の林教頭にとっては、鬱屈するものがあったようである。そんなある日、牢城からはなれた場所にある馬草置き場の管理人を任されることになった。禁軍の教頭まで務めた人がやるような仕事じゃないように思うけれど、それでも喜んで赴任していった林冲だったが、実はこれは林冲が寝ている間に馬草に火を放って焼き殺そうという陸謙の策略だった。
 たまたま大雪を逃れて近くの廟で夜を明かしていたことで難を逃れた林冲は、現場に様子を見に来ていた陸謙たちの会話から真相を知り、ついに陸謙を殺して出奔する。
 まじめで誠実な人柄がよくわかる場面があちこちにあるんだが、さすがにここまでやられれば、もう出奔するしかないよな。陸謙や高俅にしてみれば、死んでもらわなければ安心できなかったんだろうが、そのままそっとしておけば、おとなしくしてたんじゃないか、という気もする。

・魯智深
 こちらはそこまで待たず、危険を感じるとさっさと寺を後にする。もちろん自分の身だけでなく、関係者が危害を加えられないようにということもあるんだが。こういう思い切りの良さというのがうまいこと林冲との対比になってる。

・陸謙
 たぶん追い詰めすぎてやぶ蛇になっちゃたんだと思うけれど、彼にしてみればそれだけ林冲の実力というのは脅威な訳で、今はおとなしくしてるとしても、いずれ復習されるかも、と思えば放置はしておけなかったんだろうな。まともにやり合ったら四人がかりでもかなわない、というあたり実力はちゃんと評価しているんだろう。
 あと、立ち会ったら意外と強かったのはびっくり。それでも林冲にはかなわなかったが。
スポンサーサイト

Comment

No title

実際林教頭ってこれまで「降りかかる火の粉を払う」ことすらしていなかったわけで、
「貴様らのせいで」という林教頭の怒りはまったくその通りですよね。
そうまでしないと安心できなかった陸謙というのは、やっぱりなまじ後ろめたさや罪悪感があったがために、
仕返しされることに対する恐怖というのにも繋がっていたのかなという気がします。

2010.05.27 (Thu) | Manbo #mQop/nM. | URL | Edit

No title

>なまじ後ろめたさや罪悪感があったがために
そうなんでしょうね。自分がひどいことをしている、という意識があったことで、逆にもう引き返せなくなっていった、という感じです。
そう考えると哀れではあるんですが、やられる方はたまったもんじゃありませんよね。

2010.05.30 (Sun) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

Post comment

Secret

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。