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封神演義 第十六集

 実は元ネタは、悪名高い安能版しか読んだことがないので、別のを取り寄せ中。
・姫昌
 故郷に帰ってきたものの、身代わりに残してきた姫発のことが心配でたまらない父ちゃん。夢のお告げもあったので、噂の賢人・姜子牙を捜しに出る。
 在野の賢人を官として登用するときの作法にのっとって、あくまで姜子牙をたて、自らは下手に出る姫昌。俺が引き立ててやってるんだ、ありがたく思え、という紂王とは対照的である。これって、中国古典的な明君の典型的なパターンだよね。

・武吉
 なりゆきで殺人犯になってしまい、死刑を宣告される。って、これ殺人じゃなくて過失致死だし、もっと言えば南宮の無謀運転のせいなんだが。
 高齢の母親の面倒を見るため、執行を延ばしてもらって故郷に帰るんだが、師父にもらったアドバイスの通りにすれば助かる、ってものすごく素直に信じちゃってるのがすごい。あのいまいち意味のわからないおまじないは、姫昌の占いを狂わすためだったのか。こういう呪術合戦みたいなところがあるんだよね。

・申公豹&妲己
 ああいう格好でツーショットでうろうろしていると、ヒーローものの悪の幹部と女幹部みたいな雰囲気がある。ってまんまその通りの役どころではあるが(笑)
 姫発の行動が演技ではないかと疑っている申公豹だけど、尋問の仕方がド下手なので、結局見破れないのだった。そして、馬鹿のふりをした姫発になにげにいぢめられている(笑) もとから見下している妲己の方は大して警戒してないし。

・伯邑考
 魂が三羽のウサギとして姫昌とともに西岐に帰ってきた。そして女媧の計らいによってばらばらになっていた魂は一羽にまとめられ、月宮に住むことに。ということは月にいるウサギは伯邑考なわけですね。
 いろんな意味でものすごく割を食っていた人という印象があるので、この結末は救いだ。

・姜子牙
 釣りのシーンってついいろいろ深読みしたくなるよね。天下のことようにも、人のことのようにも思えるし。仕えるまでのもったいつけは、単純にここだけ切り出したら偉そうにしてるだけに見えるかもしれないけど、いままで紂王のむちゃくちゃぶりをこれでもかと見せつけられているわけだから、慎重に人となりを見定めているというのが納得できる。下手に絶対権力者に力を貸しちゃうと取り返しがつかないことが起きるってことだ。
 単純な南宮将軍が不満たらたらで、主君が従ってるからしかたなく、って雰囲気なのについ笑ってしまう。そりゃこの人にとって見たら、なんでこのジジイがそこまで偉そうなのかわからないというのも無理はないよね。
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Comment

No title

>中国古典的な明君
まあ実際、時代的にはそういうののはしりみたいなものですしね(笑)
(って、そもそもの物語としての成立年度について突っ込まれそうですが^^;)
しかし実際典型なのですごくしっくりくる一方で、
ふと何千年も時代を経た「康熙王朝」なんかを思い出したりして、
あれはそういうのをぜんぶわかった上で、土足で悠々と踏み越えていくような感じだったよな~と感慨にふけったり。

>殺人じゃなくて過失致死
ご尤もな突っ込みなんですが、
古代ではやっぱ故意かどうかという概念は、あんまり関係ないんだな~というのが実感されました(^^;

2010.03.02 (Tue) | Manbo #mQop/nM. | URL | Edit

No title

>そういうのをぜんぶわかった上で、土足で悠々と踏み越えていくような感じ
そうですね、その何千年分の蓄積があった上で、というのがポイントなんでしょうね。

>古代ではやっぱ故意かどうかという概念は、あんまり関係ない
まあ、春秋戦国よりもさらに昔の話ですからね(^^;

2010.03.03 (Wed) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

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