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宇宙戦争

 本日は夏休み、平日でかなり公開されてから日数も経っているので、すいているかなと思い、遅ればせながら観てきた。スクリーン正面の真ん中を取れるとまでは思わなかったけれどね。
 話には聞いていたけれどかなり怖い映画になっている。ストーリーはほぼ原作どおりと言ってもいいかもしれない。もちろん舞台や年代は変えてあるし、細かいエピソードは違っているのだけど、原作の持っている本質的な部分はそのままだと思う。
 この映画の一番のポイントは、本当になんでもない一人の個人の視点に徹底しているところだろう。大局的なことは全く分からないまま、目の前の災厄から逃げるしかない。そこで何が出来るか、そして何が出来ないかということが、かなりドライに描かれている。もちろん娯楽映画なんだから、それなりに英雄的な行為もあるんだけど、基本的には普通の個人にできること=逃げることなのだ。これは私たちが戦争に巻き込まれたとしても恐らく同じだろう。この映画の怖さは、今自分たちが置かれている状況が、本当に目の前に見える範囲でしかわからない所にある。どこに行けば安全なのか。敵はどこまで来ているか。いや、そもそも何が起こっているのか全然分からないのだ。その状態で自分の息子と娘を守らなきゃならない。これはかなりきつい。実際、ほとんど目の前の状況に対応するだけで精一杯なのだ。
 ラストがあっけない、という評もあるんだが、そうだろうか? 私はあのあたりで決着が付いてくれてよかった。あれ以上続くとかなり辛いと思うのだけど。
 実は主人公は侵略者の撃退には全く関与してない。これは原作版も同じだ。実際の戦争でも、戦争を終わらせるのに市井の個人の働きなんて関係ないだろう。これは個人が戦争に巻き込まれる話なんだ。原題の「War of The World」なのはそういう意味があるんじゃないかな。
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