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Eros or Violence

 多面体さんのこのエントリーに対するコメントが酷い。なんかもう、規制されちゃえよ、とちらっと思ったりもしたのだが、そうも言ってられないのでいくつか整理しながらまとめてみよう。

(1)性表現と暴力表現
 大前提として、批判されているのは暴力表現であって性的表現ではないということはいいだろうか? 件のゲームのプロットについては、女性の人格を無視し、人権を蹂躙する物で、現実であるならば紛れもなく性暴力である。
 そもそも性衝動には攻撃性があるとか、そんな話をしたがる人もいるようだ。しかし境界線上の話であるならともかくとして、どう考えてもこのケースは議論の余地があるとは思えない。
 プロットだけで判断するな、という主張もあるかも知れないが、このプロットって商品展開する上で公開された物だよね。だとしたら、それが意味することは「この商品はあなたのそういう欲望を満たします」ということでCMを打っているわけだから、それは言い逃れにすぎないと思う。

(2)性暴力と通常の暴力表現
 暴力表現が批判されているという前提を受け入れてもらったとして、ではなぜ数ある暴力表現の中から性暴力をことさらに取り上げるのか、ということがあるだろう。これが今回の批判のもう一方の軸である性差別と関わってくる。
 単純に書いてしまうと、暴力がエロとして制作され、エロとして受容されてしまっている、というところに問題があるんだ。これが他の暴力表現であれば作り手も受け手も「暴力である」ということを認識しているのに対して、性暴力表現に関してはそれが無いか、あったとしても薄い。少なくとも現実の性暴力のような破壊的なものとは誰も思ってないでしょ?
 しかも、まずいことにこれに対する対抗言論が上がりにくい。見ていて嫌になるくらい性暴力被害者に対する二次加害言説が蔓延してる現状では、被害者自身が被害を語ること自体が難しい。おまけに、当事者に代わって第三者が書こうとすると、正義の味方ごっことか言われちゃうんだよな。
 
(3)現実とファンタジー
 でもゲームで描かれているのは現実の性暴力ではなく、フィクションの中でのみ通じるファンタジーだからいいだろ、というのもあるね。では聴くけど、ちゃんと現実の性暴力について理解していたかな? 私に関して言えば、レイプされて喜ぶ奴なんてフィクションの中にしか存在しない、というのは知識としては知っていたけれど、性暴力がこれほど破壊的なものであると知ったのはここ数年である。
 まあ、もっとも(2)でも書いたように、現実に対抗言論が上がりにくいということを考えれば知らずにいたこと自体を責める気はあんまりないけど(それこそ自分はどうなのか、という話になる)、だったら批判を受けた時にちゃんと知ろうとして欲しい。現実を見ようとしないで「リアルとファンタジーの区別はちゃんとつけてます」なんて言っても説得力無いだろう。
 これもなぁ、「関心を持てと言われることが暴力だ」とか、「知るかボケ」とか言い出す人がいるから頭に来るんだよな。

 それともうひとつ、(2)にも関連するんだが、実際にフィクションの表現が現実にどれだけ影響を与えるか、与えるにしてもそれは間接的、限定的じゃないのか、という異議もあるだろう。これは表現してるメディアが一種類だけであればそうかもしれないけれど、多種多様のメディアで重層的に展開されている現状からすれば、そうは言ってられないだろう。血液型性格判定なんかを例にすると分かってもらえるだろうか?

(4)なんでゲームだけ?
 これは確かにマイノリティを狙い撃ちにしてきた面はあると思っている。叩いたところでほとんどの人たちは「規制しちゃえばいいじゃん」ということで済ましてしまうという計算はあったとは思う。
 ただ、ゲーム(及びアニメ)に関しては、小説よりも即物的である上、実写物よりも表現上の自由度が高い、という特性があることは意識されるべきだと思う。それは何かを表現する上で大きな武器であるがゆえに、人を傷つける力もそれだけ強い。力あるものの責任というやつである。

(5)フィクションを規制するんじゃなくて現実の方を変えるべきなんじゃないの?
 はい、そのとおりです。だから手を貸してください。Apemanさんのところでのコメント(一番先頭の奴)はそのつもりで書いたんだけど、表現の自由に紐をつけるなとか言われちゃいました。ここまで読んだ上でなお、「現実の性暴力だの性差別だの知ったこっちゃないけど、フィクションの中の性差別や性暴力はファンタジーとして許容しろ」なんて主張をするなら、わるいけど私はそれには乗れない。
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Comment

みゃー(泣)

あたしが頭悪いなりに書き散らしたことが分かりやすく綺麗にまとめられました…やっぱ黙ってた方が良かったのかなぁorz

…せ、せめて「本論」は頑張りますっ(えぐえぐ)

2009.06.18 (Thu) | 七重 #mQop/nM. | URL | Edit

削除した

>多面体さんのこのエントリーに対するコメントが酷い。
>なんかもう、規制されちゃえよ、

コメントを、だいぶ削除しましたね。

ブログの目的が特殊なのだし、性暴力の被害者が読めないのは
本末転倒だから削除しては?と、わたし、言ってみたんだけど。

2009.06.19 (Fri) | たんぽぽ #ZiqE0vWU | URL | Edit

NoTitle

七重さん
まあ、後発ですので(^^;
皆さんがいろいろ書いてるのを見て考えをまとめられたというのが本当のところです。

たんぽぽさん
>コメントを、だいぶ削除しましたね。
こういうのはどうしても二次加害になっちゃいますね。なんという悪循環なんだか。コメント入れるにしてももうちょっと自制すればいいのに。

2009.06.19 (Fri) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

読者がすごいたくさんみたい

うちゃさま

>こういうのはどうしても二次加害になっちゃいますね。

公開の場所で発信することにつきまとう、避け難いデメリットですね。
(きゅうに読者が増えましたからね...)
ああいう「反論」のコメントをする人は、
「コメントの自制」なんてことはしないでしょうね...


17日に多面体さまのブログから、わたしのメインサイトへ
お越しのかたが、たくさんいたので、「?」と思ったのよ。
でもって、調べてみたら、多面体さまのエントリのコメント欄が、
すごいことになってるのを見つけたのね。

おそらく、このコメント欄を見に来た人たちが、
ほかのエントリも見るので、そこにあるわたしのサイトへのリンクを
たどるのだなと、納得したんだけど...
多面体さまのブログ、すごい数の人たちに読まれているなと思った。

2009.06.19 (Fri) | たんぽぽ #ZiqE0vWU | URL | Edit

大事なこと言うの忘れてた

七重さま

>…せ、せめて「本論」は頑張りますっ(えぐえぐ)

がんばるのよ!

2009.06.19 (Fri) | たんぽぽ #ZiqE0vWU | URL | Edit

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2009.06.19 (Fri) | # | | Edit

NoTitle

先に鍵コメさんへ

コメントありがとうございます。また、非公開にしてくださったご配慮にも感謝いたします。
内容についてですが、エントリーという形でお答えしたく思います。つきましては、
(1)コメント内容を必要に応じて引用させていただいてよろしいでしょうか?(極力曲解を受けないような形で使用します)
(2)あなたのハンドルを公開してもよろしいでしょうか? NGであればハンドルは伏せさせていただきます。
という二点の可否について、非公開でも公開でもどちらでも良いので、ご回答願えたらと思います。

2009.06.20 (Sat) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

NoTitle

たんぽぽさん
>公開の場所で発信することにつきまとう、避け難いデメリットですね。
そうなんですよね、それ自体が二次加害を引き起こしかねないというのが悩ましいところで。

>「コメントの自制」なんてことはしないでしょう
それでも、現実を変えていく為には彼らに対しても”対話しましょう”というチャンネルは開けとかないといけない、とは思ってます。

2009.06.20 (Sat) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

表現の自由の危機

こちらでははじめまして。(で、いいんですよね?)

>それは何かを表現する上で大きな武器であるがゆえに、人を傷つける力もそれだけ強い。

表現の自由とは本来、人間の尊厳を守るための武器なのですから、
それが他人の尊厳を傷つけるための凶器として使われるようであれば、
過度の規制と同様に、表現の自由の危機であるということに、
皆が気付くべきであると思います。

2009.06.20 (Sat) | 御姉寧 #2LG3h5II | URL | Edit

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2009.06.20 (Sat) | # | | Edit

はじめまして

こんにちは。多面体です。エントリでとりあげていただいてありがとうございます。TBも嬉しかったです。

問題点をわかりやすくまとめていただいて、ありがとうございます。

渦中に身をおいてわかったのは、これは社会的セクハラだということです。しみじみ、全く同じ構図だなあと。

なんかもう、何言っても、のれんに腕押し状態です。皮肉ったつもりなのにお礼言われたりしてます(脱力)。おちょくってるんだかおちょくられてるんだか・・・。

なんだか、思ってたよりも根が深いなという気がしてきました。

とりあえず自分の健康を守りつつ、言いたいことをいっていきます。
応援していただいて、ありがとうございました。

2009.06.20 (Sat) | 多面体 #- | URL | Edit

NoTitle

御姉寧さん
は、はじめまして(笑)いや、まったくそんな気になりませんけど。

>過度の規制と同様に、表現の自由の危機である
そうなんですけどね。コメント読んでいる限りじゃ自覚無さそうですよね。

多面体さん
お疲れ様です。いろいろとしんどいと思いますが、孤立しているわけじゃないとお知らせしたくてTBしました。
声はあげられなくても分かってくれる人もいるはず、たぶん。

2009.06.21 (Sun) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

性暴力ゲームについて

 いろいろとこれ関係のエントリーがあってどこに投稿したらいいのかわからなかったので、とりあえず一番古そうなところに投稿します。

 私はアダルトゲームをやったことがあります。そして性暴力をネタとしてマスターベーションをしたことがあります。だから私はフィクションの性暴力を娯楽として消費できる人間だと思います。そして私は実際に女性に性暴力を振るおうとしたことも思ったこともありません。

 私は実際の性暴力の現場や写真などは見たことがありません。ですが私は性暴力、痴漢などは女性のみならず対象となった全ての人間の権利を踏みにじる最低の行為だと思います。社会に生きる人間としてそれは絶対にやってはならないことだと思っています。そしてその被害者はたいへん哀れでかわいそうだとおもいます。

 その私がもし仮にあなたの言う「破壊的な性暴力」の実際の現場や被害者を目の当たりにしたとしても上記の感覚は変わらないだろうと思います。おそらくこういったアダルトゲームをやる人たちのほとんどは性暴力を決して許されないものとして思いつつ、性暴力ゲームをやっているんだろうと思います。つまりあなたが「ちゃんと現実の性暴力について理解していたかな?」と言っても「そんなことは分かっている。性暴力をやろうとも思わないし、もしそれが眼下で行われようとしたら警察に通報するし、被害者を汚れた女なんて思わない。だからゲームで性暴力を娯楽としてやったっていいだろう。そういうゲームを見ることが苦痛と言うなら売り場に行かなければいいだけじゃないか。暴力的な映画が表現として認められるなら性暴力だって表現だ。」と言うのではないかと思います。実際私はそう考えました。

 あなたは「他の暴力表現であれば作り手も受け手も「暴力である」ということを認識しているのに対して、性暴力表現に関してはそれが無い」と書いていますが、それは間違いだと思います。作り手も受け手も「性暴力である」と認識していると思います。ただもしも一つ私の認識不足があるとするならばそれは、実際の性暴力の被害者に対して何がして上げられるのかが分からないという事です。性暴力ゲームを規制する以外になにかして欲しいことはないのかという事がわからないので、結局表現の自由を盾に突っぱねるしかないのではないかと思います。性暴力ゲームの規制以外に被害者をケアする方法があるのなら私はそれに賛同します。

 あとあなたはゲームを狙い撃ちしたことについて「表現上の自由度が高い」ということが理由だと書きましたが、表現の自由度の高さと言うのはそのメディアの性質によるものではなく、どれだけその表現が社会に依存しているかが重要になると思います。たとえば絵画などの芸術は現在売買がほとんど個人対個人になっており、また評価基準も社会から逸脱した「美術界」の中で評論家などによって定められているため、ほとんど社会の普遍的な価値観の影響を受けなくなっています。故に芸術はほとんどの表現規制から除外されていると思います(アメリカの児童ポルノ法でも芸術的なものが除外されているように)。
 それに対しゲームは社会の中において流通に乗らなければ存在することがほぼ不可能なので、社会やその時代の価値観に表現自体が厳しく規制されてしまいます(性暴力ゲームの自主規制がほとんど無抵抗で決まってしまったように)。故に私はゲームというものはまだまだかなり表現方法としては弱い部類に入ると思います。
 

2009.09.03 (Thu) | hal-kuia #ryzzUDJU | URL | Edit

NoTitle

hal-kuia さん
丁寧なコメントありがとうございます。回答は少し待ってください。いろいろありますので。

2009.09.03 (Thu) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

ちょっと補足修正

hal-kuiaさん

お返事遅くなりました。

 まず、どうやら他のエントリーも読んでいただけたようなので分かってくれていると思いますが、私は既に作り手・受け手のすべてが「他の暴力表現であれば作り手も受け手も「暴力である」ということを認識しているのに対して、性暴力表現に関してはそれが無い」と考えているとは思っていません。
 しかし、今は消されていますが、このエントリーが書かれた時点で多面体さんのブログに書かれたコメント郡を見ると、これを全面的に撤回する気にもなれません。少なくとも、ゲームの暴力性に対する自覚があればあのようなコメントは書けないでしょう。もしかしたら彼らは少数派なのかも知れませんが、最初に押し寄せてきたのがそういう人間たちであったことは確かでしょう。
 また、もう一点指摘しておきますが、
>そういうゲームを見ることが苦痛と言うなら売り場に行かなければいいだけじゃないか。
 ゾーニングの話になりますが、少なくとも”売り場”レベルのゾーニングにおいては「性表現」と「性暴力表現」の区別はなされていません。二次加害の典型的な例に、被害者の落ち度を責めるというのがあるのはご存じでしょうか? 「売り場に行かなければいいじゃないか」というのは「夜の繁華街に行ったりするから、被害に遭うんだ」という言葉とよく似ている。私はそう思います。(パッケージレベルであれば、区別されているところもあると思いますけどね)

>ゲームを狙い撃ちしたことについて「表現上の自由度が高い」ということが理由だと書きました
それはあなたの誤読です。ゲームを狙い撃ちにした理由は、おそらくは商業基盤の弱さゆえでしょう。
>ゲームは社会の中において流通に乗らなければ存在することがほぼ不可能
そんなことありませんよ。私はゲーム黎明期から知ってますから。その気になれば商業ベースに乗らなくても個人相手であっても作れます。今それをやらないのは、昔に比べて遙かに流通させやすくなってるからでしょう。ニッチな市場であることは確かですが、かつて映像作品を作ろうとしたらフィルムで撮影して流通させていた時代とは雲泥の差ですね。

>社会やその時代の価値観に表現自体が厳しく規制されてしまいます
浮世絵の春画なんてのは、現在でこそ美術品扱いされますが、リアルタイムではいまのエロゲとかわらんですよね。商売になる程度の数を流通させることを前提にしてるなら社会への影響は無視できないものです。それはどんなものでも一緒。

>故に私はゲームというものはまだまだかなり表現方法としては弱い部類に入ると思います。
商業基盤としての脆弱さと、表現そのものの自由度は別物ですよ。アニメにしろ、PCゲームにしろ、物理的な制約からはもっとも自由な表現形態だと思いますが。

2009.09.06 (Sun) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

上のコメント

タイトルは無視してください(^^;

2009.09.06 (Sun) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

返信

 返信ありがとうございます。少し遅くなってすみません。

 まずゾーニングの話ですが「性表現」と「性暴力表現」の売り分けについて、これは確かに曖昧だと私も思います。ただ一つのゲームにいろんな表現が入っていることもあるので一概に分けるのは難しいかもしれません。CEROのようにパッケージでの区別がいいような気がします。あと性犯罪者の被害者に落ち度があるような言説は私も反対です。うちゃさんが例に上げているような「夜の繁華街に行ったりするから、被害に遭うんだ」と言うのも、そんな女性を入場規制しているような繁華街なんて聞いたことがないですし、誰が行ってもいい場所で犯罪にあってそこにまで自己責任を押し付けるのは間違っていると思います。
私はそういう身の安全に対するリスクを少しでも軽減するために皆、共同体に帰属し、またその秩序を守ろうとしているのだろうと思うので、過度な自己責任論は共同体に対する帰属意識を薄めるのではないかと思います。
 ただアダルトゲームの売り方に関しては一応売り場の隔離や、そこに「18歳未満禁止」等の注意書きがされているなど努力はしてあると思うので、上の「夜の繁華街に行ったりするから、被害に遭うんだ」と言うのとは少し違うのではないかと思います。ただ程度の問題のような気もしますので、個人の捕らえ方によってはこれも甘いと言われるかもしれませんが(アメリカではIDカードがないと酒やタバコが買えませんし)。

 次に社会と表現の関係についてですが、私はメディアの特性から受ける表現上の抑制よりも社会から受ける普遍的な価値観という抑制の方がはるかに創作の自由を奪うものだと思っています。私が考える今のゲームというメディアの状況は、評価基準が社会の中における商業活動によってかなり大きく左右される(売り上げなど)ため、その他のメディアより社会からの影響や価値観に過敏に反応しなくてはならなくなっているのではないかと思います(評価基準を社会に依存しているため)。例えば映像作品などは、評価基準が観客数や興行収入以外にもさまざまな映画賞によって商業的には失敗した作品でも評価を受けることが出来ます。つまり芸術と言うものの評価基準は社会からの逸脱が重要になってくるのではないかと思います。
 現在アダルトゲームは性器にモザイクをかけなくてはならないですが、絵画や彫刻では性器を露出していても少なくとも美術館や画廊と言う場ではバッシングを受けることはありません。つまり絵画はすでに芸術としての評価基準が社会から外れており、社会から受ける普遍的な価値観の抑圧に対して十分抵抗できる力を持っているのではないかと思います。それに対してゲームはそういった抑圧に対する力が弱く、現在物理的に性器と言う表現を使用することが出来ないのではないかと思います。そういう意味においてゲームよりも絵画の方が表現の自由度が高いと私は考えます。
 社会からの影響と言うもので表現が変わってしまうことはその表現の危機を示していると思います。クリエイターはもっと理論武装して社会と戦うべきだと思います。またメディアの特性による表現の自由度と言うものは創作していく上でそれほど苦にはならないはずです。絵画で音楽を表現することも、小説で映像を表現することも可能だと思います。脳の中では全ての情報は電気信号でしかないわけですから、そう感じさせることも可能じゃないでしょうか。

2009.09.08 (Tue) | hal-kuia #ryzzUDJU | URL | Edit

NoTitle

返事が遅いのはお互い様なので、あまり気になさらないでください。

>まずゾーニングの話
だから、「性暴力表現」と「性表現」の区別が曖昧なままのゾーニングでは、売り場に行かなければいい、という言い方は出来ないでしょ? という話。

>る今のゲームというメディアの状況は、評価基準が社会の中における商業活動によってかなり大きく左右される

黎明期から知っていると言ったと思いますが。別にゲームだから商業基盤に乗せなきゃいけない、なんてことはありませんよ。
いわゆる芸術作品と同じくパトロンシステムだって野郎と思えば出来る。マスで流すのは資金集めの一つの手段に過ぎません。
ところで、芸術作品として扱えるだけのしろものってどのくらいあるんでしょうか? 表現が過激になるのは、商売として成り立たせるため、ってことはないですかね?

2009.09.13 (Sun) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

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