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皇上(乾隆帝)/還珠姫

 乾隆帝は後の呼び名。
 劇中では皇上とか皇阿瑪とか呼ばれていた。この世に二人といない……なんて誰だってそうではあるのだけど、なんと言ってもこの頃絶頂期であった清の皇帝、それも在位24年と脂がのりきってブイブイ言わせていた頃なのだから、やはり常人とは違うわけである。まあ、言ってみれば皇宮というのはほとんどこの人のためにあるようなものなわけだし。

 それはドラマを見ている側にもちゃんと伝わってくるわけだが、そんな雲の上野人が、二人の娘の前ではただの甘い父親になっちゃうのが可笑しいのである。それも最初から最後まで甘いだけ、というわけではない。最初のうちこそ、思いがけずに訪ねてきた娘にデレまくるものの、ある程度落ち着いてからはやんちゃがすぎればどかんと雷も落とすという厳しいところも見せる。その直後に、一転して甘い父親の顔になるという緩急の付け方が見事である。
 さらにその上で、前述したような専制君主の顔も見せる。これらが違和感なく同居しているという中の人のパワーが凄いな。皇帝としての威厳も、父親としての優しさも表情豊かに見せてくれる。その積み重ねがあるから、最終話で戻ってきた小燕子や紫薇に対峙したときに、威厳を傷つけられて怒っている皇帝ではなく、傷ついた娘が心配で気が気じゃない父親になっているというのが表情だけでわかっちゃうんだよね。

 小燕子相手にはしょっちゅう雷を落としていたけれど、彼女の考え方には影響を受けていて、しきたりを振り回す皇后に対して、彼女の言葉を使って諫めたり怒ったりもしていた。この変化は、たぶん最初から紫薇が娘として現れていたとしたら無かったことじゃないかと思う。なんだかんだ言って、若い連中のことはおもしろがってたような気がしないでもないし(^^;

 でも確かに見返してみると紫薇に対しては他と違って、ほぼ対等の相手として扱っていたように感じる。側に置きたいと思ったのは、それもあったのかもしれない。もちろん夏雨荷の面影を見ていたというのもあるんだろうけどね。
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Comment

皇上 万歳万歳万々歳

>最初から最後まで甘いだけ、というわけではない
ひとつぶで様々なデレパターンを堪能できるのもこのドラマの良いところですね。
雷モードになっても、ベースにデレがあるというのがわかっているから
仲良くじゃれあっているのを安心してニヤニヤしながら観ていられますし。

>紫薇に対しては他と違って、ほぼ対等の相手として
劇中では皇上って比肩するものがいないくらいハイスペックとして描かれてるんですよね。
それだけに、やっぱ他人の才能を愛するということもあるのかも知れませんね。
この二人の場面で私が印象深かったのは、夜更かしした晩の碁の勝負のところですね。
「わざと余を勝たせたんだろう」「そんなことありません、追いつくのに必死でした」みたいに、お互いに相手に底を見せない様子が。
で、小燕子がぜんぜんそれについてこれずに無邪気に「さすがのあんたも~」とか紫薇を冷やかしているのが
またそれを際立たせて良いんですよね。

2009.04.20 (Mon) | Manbo #mQop/nM. | URL | Edit

NoTitle

>仲良くじゃれあっているのを安心してニヤニヤ
小燕子の方も打たれ強いですから、気楽に父娘漫才を楽しめますよね(^^)

>皇上って比肩するものがいないくらいハイスペック
その皇上と唯一対等に渡り合えるんですから、紫薇のハイスペックぶりも相当なものですよね。さすがに実の娘なだけはあります。

>夜更かしした晩の碁の勝負
物語的にも、娘と気付いてもらおうとする最初の部分ですよね。そこでこういう形で紫薇と皇上を見せるというのはうまいと思います。

2009.04.22 (Wed) | うちゃ #taUoL9BY | URL | Edit

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