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紫薇/還珠姫

 もう一人の主人公。
 こちらは本物のお姫様。書にも詩にも琴にも碁にも通じる教養の深さと、驚くほどの洞察力と才知を併せ持つ。皇子であるヨンチーにしろ、アルカンたちにしろ、決してスペックは低くはないのだが、彼女は頭一つ飛び抜けている。皇上と互角以上に渡り合えるのって彼女くらいではないだろうか、(それどころか皇上の方が一目置いていた風にも見える)。なにをやらせてもそつなくこなす、けどさすがに小燕子みたいに跳んだりはねたりというわけにはいかないのであった(笑)
 ふつう、これだけスーパーなキャラクターにしてしまうと、どこかに嫌みな感じが残ってしまいそうなのだが、この娘にはそんなところが全くないというのが凄いね。がちがちの優等生という感じでもなく、適度に茶目っ気があって、小燕子とはお互いを補い合う名コンビ、……というか九割方紫薇の方が小燕子のフォローに回っていたような気もする。

 そんな彼女も最初に登場したときには、善良だけども世間知らずでちょっと頼りないお嬢様という感じであった。そして、小燕子が姫と間違えられたことで、一度は父娘の名乗りを上げることをあきらめ、夢を小燕子に託して自分は一生只の庶民として生きていこうと決意したこともあった。

 だが、アルカンや小燕子たちの後押しを受けて、夢を叶えるために宮中に入ってからは、周囲の人間を驚かせるほどの芯の強さを見せて目的に向かって進んでいく。そして、次々と予想外の試練やトラブルが襲いかかる中、浮き足だったり、あわてたりする周囲の人間(主にアルカン(笑))をよそに、彼女自身はまったくぶれることなく皇上との絆を深めていった。……もっとも、深まりすぎてあやうく側女にされそうになったりもしたが(^^;

 その強さがもっともはっきり出たのは、最後に投獄されて拷問を受けた場面であろう。鞭で打たれ、ニセの供述書にサインを強要されても毅然としてはねつける姿は、これが第一話での押しの弱いお嬢様と同じ人物とは思えないほどである。各話感想でも書いたけれど、不幸なアクシデントはほとんどこの娘のうえに降り注いでいたんだけど、それが彼女の中にあった強さを引き出していったんだろうな。

 そして最後には、それまで散々自分を貶めようとしてきた皇后まで許して救ってしまう。皇上が一目置いてしまうのも納得してしまう。
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Comment

NoTitle

>小燕子とはお互いを補い合う名コンビ
考えてみたら小燕子と紫薇の姉-妹関係って、
名実の名の部分まで紫薇が姉・小燕子が妹になってしまったら
あまりにもそのまんますぎて、逆に面白みがなくなっちゃうかも知れませんね。
こういうハイスペックな紫薇が妹のほうに甘んじているというところに
凸凹コンビの面白さや突っ込みどころがあって、
そう考えるとこれまたよくできてるなーと感心することしきりです。

2009.04.15 (Wed) | Manbo #mQop/nM. | URL | Edit

NoTitle

>そのまんますぎて、逆に面白みがなくなっちゃう
言われてみれば確かにそうですね。見てる側がツッコミ入れる余地を残してたわけですね。

>凸凹コンビの面白さ
 最初のうち押しの弱い感じの紫薇に比べると小燕子の方がツッコミ側に見えたんですが、話が進むにつれて立場が逆転してくるというのもおもしろかったです。

2009.04.15 (Wed) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

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