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天龍八部/段誉

 続いては、お気楽王子様、段誉君。
「戦いなんてよしましょうよ。なかよくしましょ」

 大理国鎮南王、段正淳の息子。大理国皇帝は彼の伯父にあたるが、息子がいないため、彼が大理国の王子様である。争いごとが嫌いな平和主義者で、武芸の修行から逃げ出して江湖をさすらっていたのだが、たまたま入った洞窟で逍遙派の二つの絶技を身につける。そのきっかけが、洞窟内にあった仙女像に一目惚れしたからというのが彼らしい(笑)
 さらに成り行きで大理国に伝わる最強の武芸六脈神剣まで修得し、本気で戦った場合には簫峯をして、「俺でもかなわない」と言わせたほどの実力を持つようになった。
 しかし、性格は変わらないままなので、その実力を発揮する機会もあまりなく、誰かに攫われてるか、王姑娘の後を追いかけ回しているか、なんかふらふら江湖をさまよっていたという感じである。
 父親の影響か、女の子には特に優しく、中でも洞窟の仙女像によく似た風貌を持つ王語媛には熱烈に思いを寄せていた。他にも木婉青、鍾霊といった美少女たちと知りあい、仲良くなるのだが、なぜか知り合った妙齢のお嬢さんがことごとく妹という因果を背負わされてしまう(笑) 最初のうちは驚いてた段誉君も阿紫の時には「あー、またか」というリアクションしか取らなくなってるし(^^;

 一見軟弱そうに見える段誉君だが、義侠心は人一倍強く、特に女の子の危機となると体を張って救おうとする。これはまったく武芸を身につけていなかったころも同じで、そのためか女性受けは非常に良い。さすが、あの父親にしてこの子あり、と誰もが納得するところなのだが、終盤になって実の親子ではなかったという驚愕の事実が判明するのであった(笑)

 簫峯とは酒場で知り合い、お互いほとんど一目惚れのような感じで意気投合し、義兄弟となる。簫峯に対して子犬のように懐いている姿が印象的である。割と空気を読まずに自然体で振る舞っちゃう方であり、それゆえに好意を持たれているところもあるのだが、恋敵である慕容の若様にとってはそこが気に入らなかったようで、毛嫌いされていた。段誉君自身はそれほど気にしている風でもなかったのだが、実は二人で争った場合は大抵若様の方が貧乏くじを引く結果となっていたのが恨みを募らせる原因になったのだろう。天敵みたいな感じだったもんなぁ。

 王姑娘とは、叶わぬ恋と思いながらも、熱烈なアプローチを続けたおかげで最後には思いが通じ、結婚して大理国皇帝となった段誉君であるが、一緒に娶っちゃいなさいよ、と母親にけしかけられた他の妹たちとどうなったかまではわからないのである。
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Comment

念願成就の涸れ井戸の中で

誉クンは王姑娘に、生涯一人だけを誓っていた以上、誰かに染まったお母様にけしかけられてもまとめて娶っちゃうわけにはいかないでしょう(^^;

>実の親子ではなかったという驚愕の事実が判明するのであった(笑)
<
お家騒動の一大事なんですから、笑うとこじゃありませんって(笑
氏より育ち、というオチでしたね(^^;

2009.01.11 (Sun) | 碧猫 #fYTKg7yE | URL | Edit

>生涯一人だけを誓っていた
いや、そうなんですけどね、誰に対しても「お前と一生添い遂げたい」とか言ってた人がお父さんなので(^^; 実父じゃないとはいえ(^^;



2009.01.11 (Sun) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

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