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天龍八部 第三十二集

 燃える展開、意外な事実、そして最後に大爆笑。今まで見てきた中でも特に中身の濃い一話。

・簫峯
 まさに千両役者の貫禄。とてもじゃないが荘聚賢あたりじゃまるっきり太刀打ちできない、というのは丐幇の人たち自身が痛いほど感じたことだろう。颯爽と登場し、丁春秋に捕らえられた阿紫を助けるために放った降龍十八掌でその場を完全にかっさらってしまう。そして注目を浴びる中、段誉との再会、虚竹を交えて三人での義兄弟の契りを交わした後、皆で酒を飲んで気勢を上げる。もうこの時点で舞台の主役は完全にこの人に移ってしまったのである。
 その後、簫峯を倒すべく名乗りを上げた、荘聚賢、丁春秋、慕容復の三人に、いとも無造作に「まとめてかかってこい」と言い放って三対一のバトルに突入。やがて、虚竹、段誉と加勢に入って、荘聚賢との一対一となってからは貫禄勝ちで荘聚賢を叩きのめした。
 この人は中盤での鬱展開が長かったから、ここでの大暴れはかなり燃える。

・段誉
 段誉君の凄いところは、あの状況で何のためらいも気負いもなく、簫峯の元に駆け寄れることだ。それも満面の笑顔で。簫峯は今や江湖で知らぬものの居ない大悪人でお尋ねものなのだが、段誉君にとって今でも自慢の大哥なんだよな。それだけ自分の人を見る目を信じているのだろう。
 そして虚竹や簫峯の戦う姿を見て、圧倒的に不利なことを自覚しつつ自分も慕容復と戦う決意を固める。王姑娘の思い人だから本気で傷つけられない上に、武芸は自分よりはるかに上の人間に向かって行くのだから、決してヘタレではない。いつも色ボケだし、普段はお気楽王子だけど。そして、父や南海鰐神の加勢、簫峯のアドバイスもあったおかげで六脈神剣を繰り出して慕容復に勝つ。
 だが、王姑娘の願いを聞いて、致命傷を負わせることは思いとどまるという、あんな極限状態でも彼女のことは忘れない。もうここまで徹底してくれると、言うことありません。

・虚竹
 簫峯に駆け寄る段誉を見て、決意を固め、やはり二人の元に行く虚竹。全くの自然体で行動した段誉とは違い、多くのしがらみを捨てての決断はやはり重い。
 彼の相手は因縁深い丁春秋。考えようによっては、虚竹が少林寺を破門されるそもそものきっかけはこの男だったのだから、やはり虚竹自身の手で決着を付けるのが筋というものだろう。
 以前の戦いでは、無崖子のパワーだけを手に入れた状態であったのだが、今回は童姥との九十日間の修行、さらにその後の霊鷲堂地下での修行も加わり、以前とは比べものにならないほどパワーアップしている。彼に思いを託して死んでいった人の分も背負って戦う虚竹。最後は生死府を丁春秋に打ち込んで勝利。
 
・丁春秋
 簫峯登場と同時に引き立て役に落ちた人、その1。虚竹とはほとんど互角の勝負をしていたが、勝敗を分けたのは弟子の差か。こいつの周りには、おべんちゃらばっかりでちっとも頼りにならないやつしかいなかったのに対して、虚竹の方は違った。
 負けたら、あっという間に見放されるし、行いにふさわしい報いを受けたというところだろう。

・荘聚賢
 引き立て役、その2。
 丐幇幇主のくせに星宿派の技しか使わなかったため、簫峯が登場する前からうさんくさがられていたが、簫峯が登場してからは丐幇の人たちからもニセモノ扱いされてたような。心の中では簫峯の方を応援していた丐幇の人は多かったろうなぁ。
 愛しの阿紫は簫峯に助けられちゃうし、阿紫も簫峯が出てきたとたんに義兄さんのことしか言わなくなっちゃうし、主役でいられた期間は短かった。

・慕容復
 引き立て役、その3
 いつものように打算を巡らせて、簫峯に挑むのだが、多勢の側に加勢しても大して名は上がらんと思うけどなぁ。しかも、実際に戦い始めてからも、漁夫の利を狙ったりとなんかせこい。段誉君にも思惑を見破られているくらいだから、集まった英雄たちには見抜かれていたんじゃないだろうか?
 そして、完全に見下していたはずの段誉君に負けて面目丸つぶれ、しかも最後は手加減してもらうというおまけ付き。屈辱のあまり自刃しようとするのだが……。 

・覆面の男その1
 少林寺に潜伏していた白覆面の男。自害しようとした慕容復を制止し、諭したことから、その正体はバレバレである。

・覆面の男その2
 少林寺に潜伏していた黒覆面の男。って、ふたりもかよ(笑) こっちは簫峯を助けたりしてた人だね。やっぱり正体はあの人ってことで、ほぼ決定だろう。30年も潜んでいたので、いろんな秘密を知ってるようだ。

・葉二娘
 なんと、虚竹の母親だったことが判明する。彼女が他人の子供を攫ってきていたのは、自分の息子が攫われたからだったのだ。そして、息子の父親がこの中にいると黒覆面の男にばらされそうになり、大慌て。どうやら秘密にしときたい事情があるようだ。

・段正淳
 息子の危機に、南海鰐神と共に助けに入り、慕容復と戦う。いや、申し合わせたわけじゃないのだが(笑) うっかり一陽指を南海鰐神に当てちゃったのはこの人らしいというか(^^;
 しかし、本当の見せ場は最後にやってきた。虚竹の父親はこの中にいる、と言われて、なぜか集まるみんなの視線(爆) そして、まったく身に覚えがないのにその気になる段正淳(爆) あんたは、いちいち覚えてられないくらいに関係してきたのか? 最後にこの人にもっていかれた(^^;
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Comment

>簫峯

格好良すぎ^^
気圧されて人波がわれたり、いや、もう見せ場ありすぎ^^
ところで何しに来たんだっけ?と、ふと疑問をもったのですが、単に阿紫の所在確認と少林寺が何かあるらしいから様子見ですよねぇ。いや、あなたお尋ね者なんだから、そんな堂々と(^^;
あのシーンで盛り上がったけど、何で酒呑みだしたのかもよく解らない(^^;



>慕容復
>打算を巡らせて、簫峯に挑むのだが、多勢の側に加勢しても大して名は上がらん
<
単に、段誉クン嫌い(=段誉クンが懐いている奴も気に食わない)、王姑娘とお供2人の高い評価が面白くなかったよーな(^^;
すでに人心離れてる荘聚賢と、どの角度から見ても悪人ですの丁春秋とならんで戦ったって、評価上がりませんけどねー(^^;



>段正淳
>なぜか集まるみんなの視線(爆)
>その気になる段正淳(爆)
<
納得するなよ、段パパ…orz
その直前には、誉クンが阿紫を見て何の動揺もなくアレも妹か、と(^^;
ほんの数ヶ月前まで一人っ子だったのにねぇ(爆

2009.01.04 (Sun) | 碧猫 #fYTKg7yE | URL | Edit

>簫峯
いや、この回はかっこよかったですね~。ちょっかい出してきた雑魚は腕の一降りで吹っ飛ばしているし。もう負ける気がしないという感じでした。

>慕容復
>面白くなかった
ああ、本音じゃそうでしょうね。でも、こいつはなんかそれらしい理屈を作らないと動けないんですよ。

>誉クンが阿紫を見て何の動揺もなくアレも妹か
この人が出会った妙齢のお嬢さんで、妹じゃなかった人の方が少ないような気が(^^;  あ、霊鷲宮の娘さんたちがいるか(笑)

2009.01.04 (Sun) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

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