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天龍八部 第二十集

 話はいったん中原を離れる。

・簫峯
 襲ってきた熊を倒したところを、たまたま熊狩りに来ていた完顔阿骨打に気に入られ、女真族の村に迎え入れられる。そして、阿骨打と共に熊狩りに出かけていったところに襲ってきた遼国皇帝・耶律洪基を捕らえたことで、こんどは彼にも気に入られて義兄弟のちぎりを交わす。
 なんかこのあたりはかなり唐突な感じがしないでもない。すっかり回復した阿紫と共に狩りに来ていた耶律洪基の所に遊びに行っていたところ、遼国の内乱が勃発し、圧倒的に不利な皇帝軍の為に戦うことになった。つうか、あの大軍をたった一人で蹴散らしてるって、どんだけ超人なんだあんたは? これが主人公特権というやつか。

・完顔阿骨打
 女真族の王。簫峯が契丹人だと知っても全く気にせず客として迎え入れる。しかも、簫峯が、自分の一族を何人も殺した遼の皇帝と義兄弟になって逃がしても何も言わず。なんかいつのまにか、遼の兵士とも仲良くなっているという。度量がでかいというか、なんというか。後の歴史を知ってると、複雑なのだが、今のところ女真族もそれほど大きな勢力にはなっていないということか。

・阿紫
 女真族の村で手当を受けたことで、すっかり回復した。体が回復したおかげで小生意気さも復活。さっそく耶律洪基に取り入ろうとしたと思ったら、皇帝の立場が危ないと知ると、あっさり見限ろうとする。まあ、他愛ないっちゃ他愛ないんだが簫峯ならずともちょっと見ててはらはらするところはある。

・耶律洪基
 女真族に捕虜になるが、簫峯と義兄弟になり、無傷で解放される。いきなり簫峯と意気投合していたのは、同じ契丹人だから、ということもあるのだろうか? しかし、狩りに来ている時にいきなり謀反を起こされ大ピンチ。兵権を押さえられ、家族を人質に取られてもはやこれまでと覚悟を決めるが、簫峯に思いとどまされる。
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Comment

完顔阿骨打さん、キター。
いや、別作品の調べ物でキーワードになっていたもので(^^;
…遼国皇帝、そんな軽いノリであっちこっち出没していいんですかねぇ。

阿紫回復の目処が立ってからの簫峯、馴染んで楽しそうでしたね(ほろり)。こういう生活の方が性に合ってたんだろうな、と。

2009.01.02 (Fri) | 碧猫 #fYTKg7yE | URL | Edit

>こういう生活の方が性に合ってたんだろうな
もともと、阿朱と二人、江湖を離れてこういう暮らしをするつもりになってたんですよね。

2009.01.02 (Fri) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

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