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ゼブラーマン/山田玲司

 バットマンについて書いていたら、ティム・バートンの1作目と二作目はなんかこれに似ているような気がしてきた。ゼブラーマン。哀川翔が主演した映画版の方ではなく、山田玲司の漫画版の方。
 話としては、妻子からも疎まれているさえない小学校教諭市川森市が主人公で、彼は昔人気が出なくて途中で打ち切りになった特撮番組”ゼブラーマン”のマニアで、コスプレ衣装なんかを作っている。なぜか彼の住む町でかつてゼブラーマンの番組に登場してきた怪人たちが現れ、かつての番組のままに事件を起こしていく。新一は成り行き上ゼブラーマンになって彼らと戦うことになる……。と、ここまでは映画版と漫画版は一緒。その後の展開は大きく変わって、ほとんど別の物語になる。
 漫画版の特徴は、敵も味方も生身の人間(コスプレはしてるが)ってところだ。もともと物語の中のヒーロー番組ゼブラーマンの設定は(バットマン同様)超能力などの特別な力を持たないヒーローで、自分の身体を鍛えて敵を倒すというものだった。そして、成り行きでヒーローになってしまった市川新市はただのコスプレしたおっさんでしかなく、相手となる”怪人”たちもただの人がコスプレしてるだけなんだ。
 でもそれであるからこそ燃えるものがある。ヒーローも怪人たちも生身の人間の弱さと醜さ、それとある種の気高さまで見せてくれる。
 絵にもストーリーもちょっと癖があるので、万人向けじゃないかもしれないけど、バットマン リターンズのペンギンあたりに感情移入しちゃう人だったらいけるかも。
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