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東周列国 戦国編 第十集(1)

 
 戦国の笑うせぇるすまん(笑)呂不韋の物語。時期的には第九集での秦による趙攻撃のさなかから始まる。

 趙には、人質として秦の太子・安国君の息子である異人公子が捕らわれていた。
秦が趙を攻撃している時に、異人の妻趙姫は男の子を出産する。息子の誕生を喜ぶ異人であったが、実はこの子供、彼を援助している商人・呂不韋の子供であったのだ。身分の低い商人である彼は、自分の子供を秦王にしようという野望を持っており、自分の愛妾であった趙姫を異人の妻にさせていたのだ。
 趙王は秦の攻撃を受けたことで、人質の異人を呼びつけて責めるが、公子といっても二十人もいる太子の息子の一人でしかない異人には、人質としての価値は大して大きくはなかった。それでも腹いせ交じりに趙を攻撃している安国君に対して攻撃をやめるよう手紙を書かせて見ることにする。
 異人の書いた手紙は、呂不韋の手によって安国君の元に届けられる。そして、手紙によって初孫の誕生を知り、大喜びする安国君にここぞとばかりに、異人のことを持ち上げる呂不韋。すっかり異人のことを見直した安国君は、異人たちを送り返さなければ邯鄲を攻め落とすと返答する。

 だが、この返事によって異人の人質としての価値が高まったと見た趙王は、逆に秦と取引するために彼を使おうとする。そして異人に対する監視を強化するのであった。絶望する異人だったが、呂不韋はそんな彼を励まし、なんとか脱出できるよう各地を飛び回る。
 とにかく異人を助けるためには安国君に攻撃を取りやめてもらう必要がある。そこで、安国君からもっとも寵愛を受けている華陽夫人を説き伏せる。異人を子供のいない彼女の養子とするとこで、彼女の歓心を買ったのである。説得は成功したが、安国君には攻撃は取りやめるつもりは無かった。そのかわり、呂不韋に金を渡し、これを使って自力で脱出するようにと言うのであった。

 呂不韋は、賄賂を使って邯鄲を警備する将軍から、一家が邯鄲を脱出する際に見逃してくれるように頼みこみ、異人を監視している兵士達は酒で酔い潰して、異人公子一家と共に邯鄲を脱出することに成功する。こうして秦の陣営にたどりついた一行だったが、このとき魏の信陵君による援軍がやって来たために、秦軍は退却を余儀なくされる。異人のために勝機を逸したとして異人を叱る安国君だったが、初孫の姿を見ると相好を崩す。しかし、あまりにも手際の良すぎる呂不韋には警戒心を抱くのだった。

 秦に戻った安国君は呂不韋の身元を調査させ、異人の妻である趙姫がかつて呂不韋の愛妾であったことや、孫の嬴政が呂不韋の子であるかもしれないという事実を知る。安国君は呂不韋を取り除くため彼の屋敷を襲撃する。

 いよいよ後の始皇帝の誕生ということで、戦国編も大詰めという感じである。あちこち駆け回って、真面目な顔してかなり調子のいいこと言ってる呂不韋が結構可笑しかったりする。異人公子がそんなに持ち上げるような人物に見えないというのもあるんだが。もちろんこれは我が子を王としようという呂不韋の野望があったからである。安く仕入れて高く売るのは商人としての基本だしね。

 
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Comment

No title

>安く仕入れて高く売る
これは言い得て妙ですね(^^;
要するに、たくさんいる中の一人でしかない男に
いかに付加価値をつけていくかってことなんですよね。
で、なまじ本人は有能だから、それで逆に怪しまれてしまうという。
この頃の呂不韋には、そういう面での「したたかさ」といったものはなかったんだな~という風にも読める気がします。

2008.09.06 (Sat) | Manbo #mQop/nM. | URL | Edit

No title

>要するに、たくさんいる中の一人でしかない男に
>いかに付加価値をつけていくかってことなんですよね。
なんか、このへんの発想は商人だなぁ、と感心しました。売り込み方もうまいし。

>そういう面での「したたかさ」といったものはなかった
そうですね、今のとこ、全く余裕がない、というのもあるからでしょう。

2008.09.06 (Sat) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

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