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東周列国 戦国編 第八集(1)

今週は忙しかったのだが、ようやく一息つけたので鑑賞再開。週末で一気に見るってのはちょっと無理だけど(^^;

 復興の成った斉との和睦のため、魏から使者とやってきた須賈だったが、斉の襄王はかつて滅亡寸前にまで追い込まれた恨みから、激しく詰問する。だが、須賈の従者・范雎の機転により逆に斉王をやり込め、かえって斉王に気に入られる。

 勤めを果たした范雎は魏に帰り、妻や友人の鄭安平・王稽と楽しく呑んでいた。そこに突然、魏の兵士が乱入して范雎を捕らえて行ってしまう。范雎のことを妬んだ須賈が、斉に内通していると偽りの密告をしたのである。そして、やはり范雎のことを妬んでいた宰相の魏斉と共に、范雎を冤罪に陥れようと、拷問して無理矢理罪を認めさせようとする。激しく鞭打たれても屈しようとしなかった范雎だったが、目の前で妻が暴行されるのを見せられ、ついに耐えかねて罪を認めてしまう。しかし、魏斉たちは范雎を生かしておくつもりはなく、そのまま責め殺すように命じるのだった。
 こうして殺されたかに見えた范雎はむしろに包んで捨てられるのだが、まだ息があるうちに鄭安平と王稽によって助けられ、王稽の勧めに従って秦に向かうことになった。王稽はもともと秦王のために各国に人材を求めに回っており、范雎も勧誘を受けていたのだ。
 范雎は復讐のため張禄と名を変えて秦王に仕えることにした。だが、秦では宰相の魏冉が権力を握っており、魏冉の妨害によって王に取り立ててもらえないまま一年が過ぎる。しびれを切らした范雎は一計を案じ、王の行列の前に割り込んで狼藉者として捕らえられることで直接秦昭襄王と謁見する機会を得た。
 そして、遠くの斉を責めても得には成らず、むしろ斉と結んで近くの魏や趙を責めるべきだという遠交近攻の策を説いて昭襄王を感服させ、魏冉の代わりに宰相の座につく。

 妬まれたあげく、濡れ衣着せられて殺されかける、という目にあった范雎が、復讐のために向かった先でも、やっぱり嫉妬から邪魔されるというのがなんとも皮肉である。こういうのって、いつでもどこでも一緒なんだろうな、二千年たっても相変わらずやってるわけだし。
 昭襄王は范雎の才能をちゃんと認めた上で、彼の望みである敵討ちがかなえてやろうとしてるわけで、いいように利用してただけのようなどこかの王様とは人物的にもずっと上という感じである。なんでこんな立派な人が魏冉の独裁を許していたのかが不思議なくらいなのだが、昭襄王即位の時の事情とか、色々あってそう簡単に逆らえないところがあったようだ。なるほど。
 
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Comment

No title

>昭襄王
この大王って何気に武霊王の章でも出てたんですよね。
戦国篇後半はだいぶ込み合ってるというか、
進んでいるように見えて東西に行き来しているというか、
この辺の年代をまとめた年表チャートでもあるとわかりやすいんですが…(^^;
ともあれ、君主的にはいまひとつ不作に見えた戦国篇も
後半になってからはいろいろ素敵な王様が出てくるのは良いことですね。

2008.08.30 (Sat) | Manbo #mQop/nM. | URL | Edit

No title

>この大王って何気に武霊王の章でも出てたんですよね。
ほんとだ。気づきませんでした。あちこちでいろんな動きがあったわけですね。
>この辺の年代をまとめた年表チャートでもあるとわかりやすい
欲しいですね、これ(^^;

2008.08.31 (Sun) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

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