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東周列国 戦国編 第七集(2)

 夏が始まるころに春秋編を見始めて、戦国編の半ばを過ぎたあたりでは秋の気配というのは、なんかできすぎのような気がする(笑)


 田単は、師の太史敫に会いに行くが、史書を守ってほしいという頼みを聞かなかったことを許してはもらえず、お互い思い合っていた太史の娘とも別れて立ち去るしかなかった。
 そして、王の居る即墨に引き返した田単が見たのは、火の手の上がる即墨城だった。慌てて場内に入る田単は、援軍に来ていたはずの淖歯が裏切り、緡王を捕らえたことを知る。そして止めに入った田単の目の前で緡王を処刑し、高笑いする淖歯に、田単と即墨の民たちの怒りが爆発する。民たちの声に後押しされるように淖歯を刺し殺した田単は、民や兵士たちの要請を受けて即墨の主将となったのであった。
 その知らせは太史敫の元にも届き、太史親子は斉と田単のために祈りを捧げるが、身分を隠してかくまわれていた太子の法章は自らの運命に不安を覚えるのだった。

 一方、楽毅は軍を率いて即墨を攻めていたが、田単の元で兵と民が一体となって堅く守られている即墨城はなかなか落ちない。さらに、燕とともに斉を攻めていた各国の軍も次々と本国に帰還してしまった。そんな折、燕の昭王と太子が即墨を攻める楽毅のところに視察にやってきた。楽毅が力を持ちすぎることを警戒した太子は、昭王に懸念を打ち明けるが、楽毅を信頼する昭王は逆にそんな太子を怒り、鞭打ちの刑を科す。

 楽毅は、戦さに勝利することに比べて人心を得ることの難しいことを昭王に説き、即墨にこだわりすぎて斉の民の恨みを買うことの愚かしさを訴える。そんな楽毅に、昭王は軍を一任し、あくまで戦勝にこだわる副将の騎劫をつれて燕に帰っていった。
 そして、楽毅は即墨の包囲をゆるめ、民心の動揺をさそって切り崩そうとする。それを悟った田単は、燕軍を挑発して決戦に持ちこもうと積極的に攻撃を仕掛ける。

 一方、太子の法章は太史の娘に自分の身分を明かす。だが、ことが公になって生命が脅かされることを恐れ、他人には隠したままでいるよう頼むのだった。
 そして、即墨の一進一退の攻防の様子は、太史敫の元にも届いていた。いかに田単が抵抗してもこのままではいずれ押し切られる。打開するには行方不明の太子を探し出して即位させるしかない。そう言う父の言葉に、ついに隠しておけなくなった娘は太子がいることを打ち明ける。事実を知った太史敫は法章に、即墨に行って即位するように懇願する。そして一人ではたどり着くことすらおぼつかないという法章に、太史の娘は自分が道案内として一緒に行くことを言うのであった。

 前回はダメ王だと思っていた燕の昭王が、意外なことにまともな王様だったことが判明する。しかし、生え抜きじゃない人が出世するのが気にくわない人っていうのは、古今東西どこにもいるわけね。今回は燕の太子と副将の騎劫が楽毅に対する不穏分子というところか。二人とも王様が連れて帰っちゃったから、斉に居る限りは安心だけど。

 田単は自分から積極的にリーダーを引き受けるタイプじゃなくて、周りに押されてしかたなく、それもほかに何とかしてくれる人がいなさそうだから、という感じ。スペック高いからやれば出来るし、ちゃんとリーダーシップも取れるんだけどね。そのあたり、自発的に上に立っている楽毅とは対照的であった。

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Comment

No title

田単と楽毅の対照性というのは結構意識して描かれていますよね。
二人を対比させて、そこから答えを考えさせるってことでは四章や五章なんかとも似ているのかも。
昭王は楽毅への信任だけでなく、騎劫へもちゃんとフォローをしてやっているところが印象的でした。

2008.08.24 (Sun) | Manbo #mQop/nM. | URL | Edit

No title

>二人を対比させて、そこから答えを考えさせる
四章、五章に限らず、戦国編は主人公が対になる構図が多いようにも思いました。毎回必ずヒロインを出したりとか、おおまかなフォーマットは決まっているような感じもします。

2008.08.27 (Wed) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

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