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東周列国 戦国編 第五集(3)

 Game Over

 ようやく斉を説得した蘇秦は休む間もなく燕に取って返す。秦との縁組みをご破算にしないとならないのだ。だが、張儀は先手を打って蘇秦と文侯夫人が密通していることを燕王に密告する。夫人のとりなしにより、なんとか秦との縁組みは阻止できたものの、燕にはいられなくなり、夫人とはもう会えなくなってしまった。
 そして燕を離れた蘇秦は刺客に襲われる、賈乙が身代わりになるが、尚も刺客は攻撃してくる。そこに張儀が現われ以外にも刺客を倒して蘇秦を救う。彼が秦で取り立ててもらうには蘇秦が合従策を進めている必要があったからだ。そして再びそれぞれの道に戻っていく二人。

 蘇秦が同盟を取りまとめようとすれば、張儀も切り崩し工作に余念が無い。今度はかつて居候していた楚をターゲットにし、以前いい仲だった下女の鄭袖が今では楚王の寵姫となっていることを利用し、秦の領土を割譲するという条件で楚との和解を受け入れさせる。ところが、実際に領土を渡す段になってまたもや前言をひるがえす張儀。怒った楚王は秦を攻撃し、さらに楚の領土と引き換えにしてでも張儀の身柄を要求する。張儀のことを快く思っていなかった公孫衍の進言もあり、張儀は楚に引き渡されてしまう。だが、楚にいたころに居候していた中大夫・靳尚の弱みを握っていたおかげで、なんとか逃れ秦に戻ってくることができた。

 なかなか足並みの揃わない六国に苦労しっぱなしの蘇秦だったが、秦で干ばつが発生したのを好機と見て、六国の連合軍で秦を攻めることを提言する。そして六国で連携して秦を攻撃する作戦を練る。慌てた秦王は張儀を攻めるが、張儀は自分が秦を離れれば楚の怒りは他に向かうはず、と進言し秦を後にする。
 はたして、秦を目の前にして煉獄軍連合軍の足並みは乱れ、それぞれが勝ってな思惑で動き始める。ついに蘇秦も秦攻撃を断念せざるをえなくなり、そしてその後、刺客によって瀕死の重傷を負う。蘇秦の最期に立ちあった張儀は、その亡骸をかつて彼が愛した文侯夫人の元へと届けるのだった。

 なんというか、秦が強いというより、他の六国がだらしなさすぎ、という感じである。もう魏が一杯喰ってるというのに、まるっきりおんなじ手でしてやられる楚王って、どんだけアフォなんだと(^^; かといって秦の恵文王がとりたてて名君という感じでも無いんだよな。春秋時代に比べると魅力的な君主(秦の穆公とか、楚の荘王みたいな)というのがあんまりいないような。そこら辺も時代の変化だろうか?
 蘇秦と張儀は、よりえげつなかった方が勝ったというか、始めからあのアフォ国王を六人もまとめるのは無理があったというか(^^; しかし、孫臏と龐涓だけでなく、蘇秦に張儀と、これだけ天下を揺るがす人材を育てた鬼谷先生というのはどんだけ凄いんだろう。

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Comment

No title

>煉獄軍
なんかすごい強そうなんですが…(^^;

>春秋時代に比べると魅力的な君主というのがあんまりいないような
やっぱり、割と入れ違いであちこちに覇者レベルの君子が出てたあの頃に比べると、
何となく、時代的な閉塞感のようなものはありますよね。
秦にしても、単純に国力があるというだけで、
やっぱり今のところは突出した英雄も不在ですしね。

春秋時代との違いという面で考えると、
実力主義の色が強くなったせいなのかな?という感じもあるのですが、
でも実力がなければどうしようもなかったってのは、別に前から変わらないですしねえ(^^;
過渡期というのは、えてしてこんなものなのかも知れませんね。
とはいえ、次の話は少しこれまでと毛色が違いますよ。乞うご期待です。

2008.08.19 (Tue) | Manbo #mQop/nM. | URL | Edit

No title

>煉獄軍
いかん、自分で受けてしまった、なにこの誤変換 orz

>何となく、時代的な閉塞感のようなもの
先の歴史を知っているせいもありますけど、やっぱり全体的に衛鞅の改革後は秦の非人間的な圧力って感じちゃいますね。ある程度は先入観もあるのでしょうが。

2008.08.19 (Tue) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

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