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東周列国 戦国編 第五集(1)

 同門対決再び。

 前回にも登場した蘇秦と張儀。共に鬼谷子の弟子である二人は、師の元で修行した遊説術を使って天下を競い合うことを誓う。舌先三寸で天下を動かして見せると豪語する二人はそれぞれ異なる方向に進んでいった。
 蘇秦はまず、商鞅の改革によって当時最強となっていた秦に赴き、孝公の後を継いだ恵文王に向かって、秦が天下を取るために方策を携えてきたことを自信満々に説く。だが、商鞅の記憶も新しい恵文王は、よそ者に国政をいいように操られることを厭い、蘇秦を追い返してしまう。
 秦を追い出された蘇秦は、続いて中原の六国の中では最強の趙に赴く。趙は秦との戦いで三戦三勝していたが、戦さが続いたために国力に衰えが見え始めていた。蘇秦は、このまま単独で秦に対抗していたら、いずれ力尽きて併呑されてしまう危険があると訴え、他の五国と同盟して秦に対抗するという合従策を提案するが、そう簡単に六国の足並みが揃うはずが無いと、ここでも一蹴されてしまう。
 絶望した蘇秦は、砒素を呑んで自害しようとするが、実は秘かに見守っていた師父に頼まれた男によって、薬はすり替えられていた。そして、師父より託された陰符を手にした蘇秦は、その男と共に北の燕を目指すのだった。

 一方張儀は楚の国に来ていた。彼は中大夫の斯尚の居候となり、そこの住み込みの美女とよろしくやっていたりと、一見のんびり構えていたが、その実、彼女を使って国王に取り入ろうなどと企んでいた。
 だが、令尹に対する遊説は失敗に終わり、そればかりか令尹の壁を盗んだ疑いまでかけられてしまう。これ以上留まっても成果は出そうにないと見切りをつけた張儀は、壁など盗んではいないが、いずれ城ごといただく、と書き残して楚を離れる。

 燕にたどりついた蘇秦の方は、思いきって飛び込みで営業をかけた燕王・文侯の夫人に、違った意味で気に入られてしまい、誘惑されてしまう。だが、これが功を奏して文侯に推挙してもらうことが出来た。そこで、持論の合従策を説明し、理解を得られた蘇秦は、上卿の位を得て各国の説得に当たることになっった。
 その蘇秦が最初に向かったのは、一度は門前払いを食らわされた趙。燕王を説得したという実績が物を言ったのか、今度は趙王にも合従策を受け入れてもらうことができた。そして宰相の位をもらい、他の国への説得に向かおうとするが、出発の直前に趙兵に囲まれる。秦が魏と和睦し、趙へと兵を進めているというのだ。撃退の策が出せなければ、宰相の首を秦に捧げて講和するしかないと脅される蘇秦。そんな彼に妙策はあるのか?

 再び同門の弟子同士の対決となったが、今度は兵法ではなく遊説術での勝負。他人を舌先三寸でたらし込んでの勝負ということで、勝負といってもどこかにゲーム感覚があるような。
 この二人も中々対照的で面白い。蘇秦の方がまず向かうのが最強の秦、そしてその後は他の六国の中ではもっとも強い趙。そして説得もなるべくトップを直接説き伏せようとしているのに対して、張儀の方は目的に直行するわけではなく、まずは周りを押さえていくという一見まどろっこしいやりかた。もしかしてこの差が明暗を分けるのだろうか?
 それにしても、窓越しに弟子のことをこっそり見守っている鬼谷先生が面白すぎる(笑) もしかして、張儀の方もあんな感じで見ていたのだろうか?

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Comment

No title

>思いきって飛び込みで営業をかけた
確かにまちがいじゃないんですけど、
でもなんか字面でこうして見るとやっぱり突っ込まずにはおれない…(笑)

>鬼谷先生
実在の鬼谷先生がほんとにこんなだったのかはわかりませんが、
いちおうこのお方もちゃんとした実在の人なんですよね(^^;
何かいろいろ面白いです。
面白いついでにマヨ字のネタに困ったら「鬼谷子」はどうですか?

2008.08.17 (Sun) | Manbo #mQop/nM. | URL | Edit

No title

>字面でこうして見るとやっぱり突っ込まずにはおれない
あはは(^^; いやつい(^^;

>マヨ字のネタに困ったら「鬼谷子」はどうですか?
考えときます(笑)

2008.08.18 (Mon) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

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