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ダイナブックになれなくて

 といっても東芝のノートパソコンのことじゃなく、アラン・ケイの提唱したあれのことである。
「アラン・ケイの言語」を拒否したAppleに非難の声 | WIRED VISION
 最初にiPadをみたときに、「これにSqueakが乗ればダイナブックになれるよなぁ、でも無理だろうなぁ(アップルが許さないから)」と思ったのであるが、やっぱりそうなったか。

 非難の声というのはすごくよく分かる。なんかほんとにもったいないんだよ。ダイナブックというコンセプトに魅力を感じている人にとっては、もうあのデバイスに手が届きそうなのに、というか実現できてるのに使えないなんて!

 だけどその一方で、アップルが課した制約もよくわかるのだ。iPhoneプラットホームというのは非常に強力な個人向け情報集約ツールになっている。そこに集められている情報を使えば、交友関係から趣味嗜好、行動様式まで、相当突っ込んだプライバシーを手に入れることができる。そしてそれが、ほとんど常時公共網に接続されているわけだ。セキュリティの問題はSDKが発表され、ネイティブコードでの開発が可能になったときに懸念された項目の一つである。
 そして、安全をどうやって確保するのか、という質問に対するアップルの回答が、実行可能なコードにはすべて署名を入れることと、アップルによる事前審査だった。アプリ上で別のプログラムが動作する環境を許してしまうと、このモデルが崩れてしまうことになる。やはり現時点では許可できないとなるのはしかたのないところではないか。WordやExcelのマクロウィルスがいかに猛威をふるったか、覚えているだろうか?

 だが、それでもなお、このソフトがiPad上で動くというのは魅力的であり、あきらめきれないところではある。なんとかならんかなぁ、これ。

 
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誰がために

 まいどまいど都民であることが恥ずかしくなるようなことを口走ってくれるわが東京”と”知事殿。今回も相当なものであったのだが、さすがに内容が下衆すぎて公式に批判されることになった。
福島・社民党首が石原都知事の発言の撤回求める 「帰化しておらず、政治信条を歪められた」 - MSN産経ニュース

 今回はあまりのひどさに、外国人地方参政権に反対する立場の人にも批判を浴びているようであるが、それでも、福島氏のことを「日本に対する忠誠心が足りない」などと評する人もいる。石原氏の差別性を批判しつつも、そう考える保守派の人間は結構いるように思う。

 だが、議員にとって「日本国」に対する忠誠心って必要なのか? 議会制民主主義における議員の役割ってのは、選挙で投票してくれた人の意思を国政に反映させることだ。もし仮に福島氏が外国人参政権に反対するようなことがあれば、それは選挙で彼女に投票してくれた人たちに対する背信行為になる。議員は「国」に大してではなく、自分に投票してくれた人に対して忠誠心を持つべきなんだ。
 なあ、選挙で選んだ人が、託した意見を国政に反映してくれないとしたら、自分の意見を国に反映させるにはどうしたらいいんだ? 君たち、参政権ってなんだか理解してるのかい?