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愛国無用

 前のエントリーでもちょっと書いたけれど、自分の生まれたところや、自分の所属している共同体に対して愛着を持つ、というのは割と自然な感情だというのは同意できる。とはいえ、そこでひどい迫害を受けていた場合なんかもあるから、そう単純にはいかないだろうけれど。

 自然な感情である以上、一方的に否定してしまうことはできない、というのはそれなりに説得力がある。だけど、自然な感情だから無条件に肯定していい、ということにもならないはずだ。愛情というのは時に理性を曇らせ、判断を誤らせる。忘れないで欲しい、アナキン・スカイウォーカーをダースベイダーに変えてしまったのは何だったかな?

 愛国心を統治機構に向けてはならないと思うのはこれが理由だ。少なくとも彼らに対するときには感情で理性を曇らせてはならない。まあ、改正基本法でも統治機構に対する愛では無い、とは言っているよね。それでもやっぱり政府の方から愛国心を持てなんて言ってきたときには気をつけた方が良いと思う。なにか理性的に見られては困ることがあるんじゃないかってね。つまりあれだ、結婚詐欺と同じってことで。

 しかし、これだけだと愛国心なんて無用の代物みたいに感じてしまうかもしれない。実はそうとも思ってなかったりもするのだけど……、それはまた別のエントリーで。 
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Mint-Electric/PSY・S

 私のPSY・Sとのファースとコンタクトは、松浦雅也さんが音楽を担当したビデオアニメ「To-y」だった。その主題歌が収録されているアルバムということで、最初に買ったPSY・Sのアルバムがこれだったんだ。
 一曲目の「simulation」から、それまで自分が聴いてきた音楽とは何か違うような感じがした。いやあ、はまったねぇ。すぐに他のアルバムも買いそろえることになった。

 タイトルのミントを思わせるようなジャケットに涼しげな感じを受けるとおり
、このアルバムに収録されている曲も涼しさを感じさせてくれる。割と夏のイメージの曲が多いのだけど、”涼しい”という感覚は特に夏に感じるものだ、と確かチャカさんがどこかで書いていたような覚えがある。それは木陰だったり、水辺だったり、あるいは早朝だったり。PSY・Sの夏の曲に涼しさを感じてしまうのは元はこのアルバムにあるんだろうな。

 後に映画のイメージ曲になる「電気とミント」「青空は天気雨」To-yの主題歌/副主題歌の「Lemonの勇気」「Cubic Lovers」あたりが有名どころだけど、他にも名曲が多い。アルバム全体を通して感じる空気感みたいなものを感じられればあなたもPSY・Sファン(笑)

収録曲
Simulation
電気とミント
青空は天気雨
TOYHOLIC
Lemonの勇気
Sweet Tragedy
Long Distance
Cubic Lovers
ガラスの明日