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インデックス作成ツール/ユーザーインターフェース(その1)

 さて、本来ならばここでBlogのデータを読んでくるところを作っていくべきなのだろうが、実はその部分の作りはなかなか難しいところなのだ。そこで、ちょっと寄り道。手動でアルバムの情報を入力するところを作ってしまおう。やっぱりなんか動くものが出来ないと寂しいし(笑)
 入力画面を作る時に、Cocoa Bindingという仕組みを使う。Cocoa Bindingというのは、Pantherから使えるようになったもので、極めて簡単に言ってしまうと、面倒なコードを書かなくてもプログラムが作れるような仕組みだ。とはいっても、ちゃんと動くようにするにはいろいろと考えないとならないことも多かった。それがTigerになってからはCore Dataと組み合わせることで、ぐんと使いやすくなっているように思う。それがどんなもので、どういう仕組みになっているかについては、実例を使って説明した方がわかりやすいだろう。
 ということで、これからしばらくは、Core DataとCocoa Bindingを使って実際にデータを入力する画面を作る方法について書いていこう。

 ユーザーインターフェースを作るには、まずプロジェクトの中からMyDocument nibというファイルを選んでダブルクリックする。するとInterface Builderというアプリケーションが起動して画面やメニューを編集できるようになる。Interface Builderの画面の簡単な説明はsite-aroさんのCocoaハヤッパリにある”はじめてのCocoaアプリ”を読んでもらうと分かると思う。
 最初はデザインウィンドウの真ん中にある”Your document contents here"というテキストを取りのぞくことから始めよう。
 そうしたら、パレットウィンドウからパーツを選んで画面を作っていく。とりあえず、最初はアルバムを追加してその属性を編集する画面を作ることにする。最終的にはこんな画面にする予定だ。

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